みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
昨日ね、シェリーがひょっこり店に顔を出してくれました。数ヶ月ぶりの笑顔です。彼女は市場の仲間でありましたが、仕事を辞めて母親のいる母国フィリピンに帰ってしまいました。
久しぶりの姿に私も嬉しくなりましたが、『おや、フィリピンに帰ったんだよな』と思い出したんです。
シェリーはCentro Impiegoに行くためと教えてくれました。
チェントロ・インピエーゴはフィレンツェにはドゥオモ近くのカヴール通りにあります。
実は私はここにお世話になったこともなければ、入ったことさえありません。だから想像で話すのですが、日本で言うハローワークみたいなもんじゃないかって。仕事を探したりする所って思っていました。
で、どうしてシェリーがそこに行かなければいけないのかと言うと、恐らく失業保険が貰えるからじゃないかと知人とそんな話になりました。その知人は失業保険をもらったことがなく、常に仕事が舞い込むタイプです。50代半ばの女性ですが、そのお年まで仕事が無い時代が全く無いってのもすごいこと。イタリア人って仕事先をコロコロ変える人が多いから彼女もそうなんだろうけど、去年から今の仕事に就いたのはヘッドハンティング、つまり引き抜きでした。よっぽど優秀な方なんだと尊敬してます。
で、勿論私も失業保険なんて貰ったことがないのでわからない2人でゴチャゴチャ考えても正解が出るはずもなく、程なく別の話題で盛り上がってしまったので少々モヤモヤしました。
話は戻りますが、シェリーは恐らくその失業保険を貰いにわざわざフィリピンからやって来たので間違いなさそうです。
知人が想像したような、またイタリアで働くということでは無いと思います。だってまたフィリピンに戻るから。さらによくわからないのが、このために後2度ほどイタリアに来なければいけないようなことを言っていたんです。
自分がその立場になったら失業保険をもらった友人などに相談するんでしょうが、こういう話って大事だけど根掘り葉掘り聞けるタイプじゃ無いので私は全然知らない。だから金額とか受給期間とかもさーっぱり。シェリーはそのために飛行機代払って何度も来ても受給金額が上回るのかな、とか考えてみました。私は知らないことなら結構ズカズカ訊ける性格っての認めますが、デリケートだったりプライベートなことにはあまり突っ込めないもんです。ま、関係性にもよるけどさ。とはいえどこの国にも家の値段とか給料の金額とか初対面でも聞いて来る人はいます。わからないな…
と言うことで、私のモヤモヤをみなさんにもお裾分けした感じになってスマヌ。