みなさん、こんばんは。
ミュンヘン国際空港にて。理容院があったから撮ってみた。おにぎり食べたのでお腹も空いてないし、ショッピングも別にしたい気持ちもないし時間を持て余す。
そんなこんなで、ゲートまで一応移動しとこって思いました。
児童出国のゲートには日本のパスポートも適用されているらしく、しかし全てが使えない状態です。警官のいる窓口に回らないとわかり、それでも時間があるので慌ててはいませんでした。
そして窓口のある出国審査のところまで行ったらガラガラです。よしよしって特に考えずもなくパスポートを出したら相変わらず
『IDカードを出してください』
と警察官に言われました。これは毎度のことなのですぐに差し出したものの、どうも警官のお姉さんが首を傾げています。
で、隣の同僚になんか言ってる。ん、何か変なとこありました?
反対側の窓口には日本人観光客団体が入ってきて、添乗員さんをはじめに同じ感じでパスポートを出してはチェックを受けて随時先に進んでいきます。私の後には少しずつ行列ができて、背中から何やってんだとジリジリした空気を感じます。
私もどうしてこんなに時間がかかっているのかわからない。そして窓口にいた警察官のお姉さんがぼそっとこう言いました。
『IDカードが使えないようになっていますけど』
つまりこのカードは無効だという意味のようです。そこで思い出した。私、2022年の年末に財布を盗まれて、一度盗難届をカラビニエーリに提出した際、その中にIDカードが入っていました。その後財布が見つかり、現金は盗まれていたのですが、それ以外は全て入った財布が家に投げ込まれていたのです。ま、正確には家の正面入り口にですが。
その時の模様はブログにも書いてあり、
にも記事にしていたことでもわかります。
私は警官のお姉さんに事情を説明したのですが、IDカードの取り消しの解除は全くされてないようでした。どうしても出国、日本行きを受け付けてくれなくって30分程揉めました。揉めたって、私は日本のパスポートで日本人だから日本には帰れるんですよ。ようやく大きなため息を付いて彼女は出国を認めてくれました、が!
どうなのよ。
私はカラビニエーリで手続きをしっかりしていたつもりだし、一度盗まれたIDカードだってちゃんと処理されていたと思うじゃないですか。
とにかく揉めはしたものの日本には帰れる喜びはほんの一瞬でした。
ふと考えると、私はイタリアに戻って来れないんじゃないかって不安がよぎります。
例え日本を出国できたとしても、ミュンヘンでまた引っかかる可能性があります。そうなるとカラビニエーリでしっかり事後処理されていなかった腹立たしさは募っていきました。このタイミングで知るとは私もツイていない。
日本行きも嫌な気分で落ち着かない日々を過ごすんじゃないかって。
眠気もすっかり冷めてしまいました。
幸先悪い。