みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
昨日、美術館行かなくてよかったー。毎月第1日曜日は美術館無料デーなんです。私はガイドの免許を見せればいつもはスイスイ入れるのですが、この日は流石に並ばないといけないらしい。それはいくら勉強といえ嫌だなと結局行きませんでしたが、随分混んだようですよ。
ウフィツィ美術館8,800人、ボーボリ庭園8,707人、ピッティ宮殿が6,715人、アカデミア美術館が5,500人、メディチ家礼拝堂が2,800人とバルジェッロ美術館が1,340人だったって結果です。
さて。
今日も市場にヴィジリが来たよ。ヴィジリっちゃ警察のことだな。
先週の木曜日も市場に来たのにどうしてコントロールばかりやるかね?罰金目当てとしか思えん。昔は年間でも数えるほどだった店のコントロールも去年同様何故か多い。頭にきたから日誌に書いてカウントしてやろう。
結局先週も今日もうちの店には調べに来なかった。これらコントロールの内容はそれを受けたいろんなお店から漏れてきた話なんです。
今回は店の外に出ている広さを調べるのと働く店員たちの契約書の確認など。全く、どれもちゃんとやってるっちゅーの。毎回毎回何か見つけられんじゃないかってみんなこぞってやって来るのは構わないけどはっきり言って迷惑よ。余計なことを考えるのです。
もしかして書類不備があるんじゃないか、とか。
重箱の隅突かれて罰金払うんじゃないか、とか。
こういうの、どこの国でも同じなのかしら?
ステファノもいきなり、
『ポルチーニ茸を売る免許ってどこにあるっけ?』
茸を売るには免許が必要です。これは乾燥だろうが生だろうがみんな取得するもの。うちの店も当然ガイドラインに引っかかる事案です。
あー、ここに貼ってあるよって教えてあげた。私が泣く泣く受けたキノコの免許だ。もう10年以上前のやつ。
『もしかしてこの免許、使用期限ってある?』
ないと思うよって、一応一緒に調べたり。で、それが無いようでホッとしたり。
もう、こんなのばかりよ。法律ってどんどん変わるし、ついていけない弱者が馬鹿を見るシステム。これは一体何が起こっているのかしら…。
ガイドの免許もそうだけど、今年新たな動きがあるという『噂』は去年から出始めています。
いやいや、なんともどうにかして付いていかないと私もバカを見そうな気がします。
負けるもんか、来るんだったら受けてやる。
そんな気分にもなるんです。毎日お客さんと話しながらもお店のことを考えてどこか忘れているものはないか、とか考えながら過ごすのは本当に酷です。
どうしたイタリア。何が起こってるの?
なんか嫌な週明けです。こわいよー。罰金払いたくないよー。