みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。なんか雨降ってたな、今日。
降ったかと思ったら、いきなり晴れて不安定な天気です。来週の天気予報なんて毎日雨マークが取れない。なんだろうね、これが春雨ってことなのかしら?そういやまだ春じゃないんだっけ。春は今年は3月20日からですもんね。とはいえこっちも暖冬だったらしいです。既にミモザの花が咲き始めていて3月8日はどうなるんだーって話をしていたところです。
3月8日は国際女性デーですから、イタリアでは女性にミモザの花を贈ります。
女性の日は1908年に発生したニューヨークの綿織物産業の労働者が火災で死亡した悲劇に起因すると考えられていました。しかし、1908年の火災は1911年に同じ市内で発生し多くの女性を含む146人の犠牲者が記録された別の火災と混合されました。実際に女性の日の制定につながった事実は、選挙権を含む女性の権利の要求に関連しています。
20世紀初頭以来、女性の権利の擁護と国際女性デーの制定を求める闘いにつながった出来事がいくつかあります。第一次世界大戦が勃発するまでの数年間に女性の権利をテーマにした多くの日ができました。
1917年3月8日にサンクトペテルブルグで女性たちが戦争終結を求めてでもを行いました。その出来事を記念して1921年にモスクワで開催された第二回共産主義女性国際会議中に3月8日が国際労働者の日であると制定されました。イタリアでは1922年に初めて女性の日が開催されましたが、その日は8日ではなく3月12日でした。その後数十年間、女性の権利を求める運動は世界中で成長し続けました。1944年9月UDI(イタリア女性同盟)がローマで設立され、イタリアの解放地域では翌3月8日に女性の日を祝うことが決定され、1946年以来、ミモザはこの日のシンボルとして導入されました。ミモザがこの季節にあり、安価だったので選ばれたそうです。
しかし、イタリアでは本当の運動は1970年代にならないと行われません。1972年3月8日、ローマのカンポ・デ・フィオーリ広場で女性の日のデモが行われ、女性たちはとりわけ中絶の合法化を求めました。
1975年、国連によって国際女性イヤーと定義され、その年の3月8日、男性と女性の平等な権利の重要性を忘れないことを示しました。
まー、色々書きましたが、要するに3月8日は女性に『おめでとう(Auguri)』と言うのが慣例です。気軽にこの日はアウグーリと伝えてみてください。
さらにこの日は毎年いろんな入場が無料になるんですね。
当日、ここフィレンツェではドゥオモ広場での無料コンサートがあります。オペラ美術館(Museo dell'Opera)、フィレンツェ市立博物館(Musei Civici Fiorentini)、メディチ・リッカルディ宮(Palazzo Medici Riccardi)、バルジェッロ美術館(Musei del Bargello)が女性無料となります。女性が、ですよ。
お時間ある方は行ってみてくださいね。