みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ!
コスメの見本市がこの時期ボローニャでしているので、その仕事関係でいらっしゃった人たちがフィレンツェに流れること流れること。
今年は3月21日から24日までですが、大体最終日って行かない人が多いのです。だから実質今日が最終日みたいなもんで、お買い物に来る人が多かったのかもしれません。こう言っちゃなんだけど、コスメ関係の人たちだから身なりもお化粧も綺麗にされてて華やかですね。私なんて化粧なんぞちっともしちゃいないので、この業界に貢献できなくて申し訳ないわ。見本市は大層盛り上がったらしく、コロナで一度落ち込んだ業界が息を吹き込んだように羽ばたいている感じがしました。
さて。
イタリアに居住する外国人の数は過去5年間で500万人に増加し、海外に居住するイタリア人は600万人に増加したそうです。
不思議なもんでイタリアに住む外国人、外国に住むイタリア人と、生活の拠点がそれぞれ思うところがあるのでしょうね。
トスカーナの外国人人口はここ数年常に40万人くらいで、トスカーナ州自体の人口が370万人くらいと言われているので10人に1人が外国人だと。そう考えるとなかなかですよね。この割合はドイツとほぼ同じです。イタリア自体の平均が8%なのでトスカーナ州はちょっと平均より上、外国人が多い州と言えます。
それだけ外国人の雇用があるのでしょう。
確かにフィレンツェなんぞ住んでると外国人の方が断然多い気がします。
市場を見ても外国人が働いているお店、たくさんあります。数えたことはないけど、そんなトスカーナ州の外国人率は市場の中で縮図としてみられるのかもしれませんね。もしかしたら割合としてはかなり高い気がします。
ガイド仲間も外国人多いし、私は初めて同僚ガイドで黒人の女性ができましたよ。これはかなりレアケースですが、これからは珍しく無くなるのかも。
でも普通に考えて10人に1人が外国人って、よくよく考えると凄いことだと思いませんか?
ジリジリと数字は上がっているのかもしれないけど、昨日今日で数字が増えた訳じゃないから肌感としては正直ピンとこない。
去年発表された日本の将来推計人口だと2067年に外国人の日本での居住者は現在の3倍の915万人に増えて10人に1人が外国人になるとか。日本の43年後が現在のトスカーナ州の状態になるっちゅうことですね。もっと言うとこの推計は甘いらしく、2050年にはこの数字に達するとか言われてますよね。
私は子供の頃、家族で銀座に行くのがとっても楽しみでした。自分の住むところでは見れないようなたくさんの外国人に出会えるからで、それが今ではうちの実家の近所にもミラノ人が住んでいるってのも驚き。実家の階段の手すりをつけてくれたのがそのミラノ人なんですが、真っ直ぐつけてくれなくてバナナみたいに曲がってやんの。それ見るといつも笑っちゃいます。
私はそんなイタリア在住外国人500万人の1人であり、海外在住邦人130万人の1人でもあるんです。
どちらも決して少ない数ではなく、レアでもなんでもないんだよな。
しかし10人に1人ってやっぱり衝撃的なワードだと思いました。
では良い日曜日を〜♪
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