みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。復習すると、店に届くはずの商品が届かない。調べたところ別の店が勝手にサインして商品を受け取ったことがわかりました。うちの店はもう支払いを済ませているので商品が来なくて困ってる。作り手さんは送ったはずの商品が適切な所に届いてないことで、下手すると商売先を失う可能性もあり困ってる。営業はその間に入ってもらってたマージンを今後貰えることもあり得るので怒ってる。こんなところで話は終わりました。
で、今日。
配達業者、つまり間違いの根源ね。それが運転中のバルバラに連絡してきたんだって。話している途中にトンネルだかどっかに入っちゃって電話が切れちゃった。仕方ないから2度ほどかけ直したのに誰も出ない。なんだそれ。
バカ配達員とそれを受け取ったバカな店ってどこだ。
そもそもは先週の金曜日にバルバラにその受け取った店から電話してきて、相手の店のシニョーラがよくわからないけど怒ってたんだって。それもよくわからん。間違って受け取ったのはお前の方だろ!ってなりますよね。怒りたいのはこっちの方です。
その時に相手は店の通りまでは教えてくれたんですが、どの店までは聞けないで話が終わってしまいました。そこで作り手さんからそのお店に連絡してもらいました。
ここで不思議に思った方も多いのかも。
受け取った店の電話番号がわかってるなら、こちらからかけ直して話を詰めればいいと思うじゃないですか。その方が早そうだし。
でもね、イタリア的な考え方だと、
『これは私の仕事じゃない!』
この一言に尽きるんです。
間違えたのは配達業者であり、受け取ったどこぞの店の失敗です。その尻拭いは彼ら若しくはうちから注文を受け取った作り手さん、もっと言うと営業のやることなのです。うちの店が必死にあっちだこっちだと探す筋合いはないってこと。欠品はお店としては苦しいところですが、それでも手を出さない。これが原則だと思います。
電話番号を受け取った作り手さんがそのお店と話すと少し状況がわかりました。その店は市場からほど近いあるジェラート屋さんでした。お店に注文していたクッキーが届いたと思いサインをしてしまったのだと。で、蓋を開けたらキャンディーばっかりじゃないですか。それで怒ってバルバラに連絡してきたってのが金曜日。
そのジェラート屋から提案が。うちの店が品物を取りに来いと。
酷い話です。うちの店はサラサラそれに応じるつもりはありません。目と鼻の先に商品が全て揃っているものの、先ほどのイタリア的を参考にすると絶対にうちは取りに行きません。私は取りに行ってもいいけど、これは店の総意なので私が勝手なことはできません。やめとく。
それにしてもまだまだ謎が残ってます。
配達員の発送ミスはまぁあり得るとはいえ、どうしてそのジェラート屋は受け取ったかね?送り状見れば住所も屋号も違うのにさ。しかも未だに店に商品があるっておかしいだろ。サインも勝手に偽造しやがって。
お前(ジェラートや)が市場にとっとと持って来い、これが一番スピーディーでシンプルな気もするが。で、次回から関係者全ての人が注意しようねーって感じで終わるってのが、現実的なハッピーエンドでしょうよー。
『と言うことで、商品はいつ店に届くかわからないよ』
とバルバラがビシッと一言。
まぁね、覚悟しときますよ。キャンディーなくったって店が潰れるわけでもあるまいし。別のもの売りゃ済むだけのことです。
++++++++++++++++++++++
中央市場に来たい人は、