みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。とうとう25度超えました。少々早い気もしますが、夏が近づく雰囲気はイタリア人大好き。市場の中はまだ肌寒いですけど、外から市場に来られた方はもうノースリーブもたくさん見かけますので暑いのでしょう。
私も随分薄着になりました。そういや昨日の肩が痛い件。まだ痛いんですよ。熱を持っているらしく、炎症を起こしているのかもしれません。薬だクリームだって言われ、マッサージ師のところに行けと。どれもなんだか嫌だなぁと思ったら、
『エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルを塗ってマッサージしてみ』
おー、それなら私もできそうだ。ポイントはEVOだよ、って念を押された。はいはい、エクストラ・ヴァージンじゃないとダメらしい。これ試して今週やり過ごしてみます。それでダメなら何か考えたいと思います。
さて、フィレンツェには日本食レストランがいくつかあります。どこも久しく行っておりませんので、レビューはできませんが、こんなニュースがありました。
Mic Ramenと言う日本食チェーン店の6号店がフィレンツェのプラテーゼ通り126番にオープンしました。このチェーン店は2023年9月にフリウリで最初の店がオープンし、ポルデノーネ、ウディネ、ヴィチェンツァ、ベッルーノ、ベルガモ、ジェノヴァで相次ぎオープンを果たし、とうとうフィレンツェにやってきたってことらしいです。6号店にしては数が合わないが、ニュースをそのまま伝えるとこうなります。
しかし残念なことにイタリア人と中国人によるものだそうです。で、日本の屋台とアニメを融合させたものがコンセプト。ラーメンは日本食としてイタリアでもかなり浸透しておりますが、アニメも大人気。
よって、その二つを合わせた店ってのは、まぁ私から言わせると打算的で捻りが全くないように見えますが、これはあくまでも私目線。短い期間でこれだけ次々とオープンしたってことはそれなりにイタリアで受け入れられている証拠です。
しかし、ラーメンとアニメ&漫画って…宮崎駿監督の映画を通して東京の通りを歩いているかのように、ライト、道路、標識などもデコレーションされているとか。今まだあるか知りませんが、池袋に餃子スタジアム、新横浜のラーメン博物館、自由が丘のスイーツフォレストを思い出します。行ったなぁ。
似て非なるものとはこのことで、これらは複数の店舗の集合体で、このMic Ramenは普通にラーメンを主とする日本食が食べられるお店ってことになります。
所々にあるドラゴンボールのフィギュアやイラストなどはイタリア人若者たちのまさに青春のど真ん中ですから、話のネタに行く人も多いような気がします。実際この前作者の鳥山明さんが逝去されましたから、そんなことも後押ししているんじゃないかな。しかし、壁のイラストとか著作権がどうも怪しい。その辺、何も明記されているものが見つからなかったのでなんとも言えないですが…
そんなメニューの開発はシェフのジュリオ・リーさんによるものです。中国系だな。ポークジャーキーラーメン(12,90euro, 2100yen)、フライドORグリルチキンラーメン(12,90euro,2100yen)、辛味噌ラーメン(13,90euro,2300yen)、野菜ラーメン(11,90euro, 2000yen)。ま、この辺りはわかるけど、豚肉か野菜のパオ(多分肉まんみたいなもんかな…6,80euro)、餃子(5-6,00euro, 800-1000yen)は中国入ってくるねぇ。
で、辛鶏おにぎり(6,00euro, 1000yen)、揚げ肉団子(6,00euro,1000yen)、丼(8,90euro, 1500yen)てのがあるらしい。恐ろしく高価ではありませんが、イタリア人ならそれくらいの金額で収めんと食べに行かないもんな。
場所が非常に行きにくい。簡単な方法だとフィレンツェ空港のトラム駅から歩いて20分くらいと微妙な場所。これは確実に観光客向けと言うより地元のフィレンツェ人をターゲットにしていますね。ま、そこまで行きたい方はタクシー乗っちゃってくださいね。日本人的感覚だと味は味で、アミューズメントは別って考え方だけどこれをまとめちゃっても好奇心湧かないじゃないですか。それが海外では通用しちゃうのかしら。
試すことはないでしょうが、こんなんありますって情報でした。
あんまり響かないと思いますが、価値観なんてこんなもんよ。
++++++++++++++++++++++
中央市場に来たい人は、