みなさん、こんばんは。
塔の町、サン・ジミニャーノでーす。トスカーナのマンハッタンと紹介するのは定番ですが、ニューヨークの人ってピンと来るのかなっていつも照れながら紹介することが多いです。
天気が良く見えますが、肌寒い。風さえなければ過ごしやすい日でした。
ここに来たらサン・ジョヴァンニ門から城壁の中に入ります。
赤枠で示した部分、これ石落としです。どこの国でも人間って同じようなこと考えるんだなって。面白いですね。
一本道を歩く。遠くに現存する14の塔の中で一番高いグロッサの塔が見えます。約50mの高さなのでピサの斜塔と同じくらいですが、ここはなだらかな坂になっているため、ここからだと非常に高く感じます。最大で72の塔があったサン・ジミニャーノですが、その頃は本当に圧巻だったのでしょうね。
そしてこの道は多少曲がっているため、グロッサの塔が見えたり見えなくなったり、また見えてきたりします。
そして辿り着くのはチステルナ広場です。チステルナ、つまり広場のど真ん中に井戸が見えます。
ここの広場にあるといえば、
ジェラテリア・ドンドリ。ワールドチャンピオンの店ってのがウリなんですが、何を以てのチャンピオンなのだかよく分からん。
いつもの看板かと思いきや、新しくしたみたい。『2024年、世界で一番有名なジェラート屋』と書いてありました。
有名で言ったらGROMの方が有名だと思うんだけどな…ま、本人がそう言っているんだからそうなのかも。
久々に食べてみようかな。
私、甘いものが苦手ですが、事あるごとにおめでたい時などはケーキを食べたりもします。
ここでもジェラートは数えきれないくらい頂いておりますが、ご無沙汰でした。そうね、今日はクールヴァ・フィエーゾレとアメデイにしましょ。
しばらく食べてから、『あ、撮り忘れた』と思い出した。
だから変なジェラートの形になってますが、元は綺麗に盛ってありました。
クールヴァ・フィエーゾレとはサッカーセリエAのフィオレンティーナのホームグラウンド、サッカー場の2つのカーブの一つがそういう名前なんですね。フィエーゾレ(山側)のカーブは熱狂的なファンが集う場所。年間パスを持った人たちが座って応援します。おそらくこの店はフィオレンティーナ推しなんでしょう。チームカラーの紫色でオリジナルジェラートを作っています。内容はリコッタチーズとブルーベリーです。
またアメデイはピサ発祥のチョコレート屋さんです。ここのチョコレートを使ったジェラート。
いやー、久々に食べたらやっぱりジェラートって美味しいんだって思いました。たまに食べるからいいんだな。
とにかくここのジェラートは沢山のフレーバーがあるので悩んじゃいますね。
食べながらお隣のコッレジャータ広場へ。
向かって左がグロッサの塔、右がコッレジャータ、つまりここの町のドゥオモみたいなもんです。
ここにきてやる事。いつものやつ。
広場に面するポデスタ宮殿の下に注目。
おじいちゃーん!
サンジミのおじいちゃん達です。近所のおじいちゃんたちの憩いの場で、椅子を並べてあーだこーだとお喋りしています。
これを見てほっこりする。で、サンジミを感じるお時間ですね。
サン・ジミニャーノは景色が美しくて有名ですが、私はこんなところが楽しみになっています。
さらに移動して見晴らし台へ。
ここには何匹かの猫ちゃんが住んでおります。誰でもいいから会えるかなって思ったけど、残念でした。誰もいない…
あの猫ちゃん、いませんでした。
お家で寝てるのかな?
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中央市場に来たい人は、