みなさん、こんばんは。
フィレンツェでーす。
観光客が相変わらず多いですね。市場もガイドも大忙し。
今週はこんな調子なんでしょう。忙しいのはいいことだとイタリア人は口にしますが、限度以上に頑張らないことを私は知っている。私は限界越えてやっています。そ、だって日本人の血が流れてるもんな。
ただ、そんなイタリア人が羨ましくもある。フィレンツェは28度の夏日でしたが、それも今日まで。明日からはまた天気の悪い日が続きます。
ポンテ・ヴェッキオも人気ですねー。
この橋も随分ご無沙汰でしたが、久々に通ると歩きづらい。両側にある貴金属店でウィンドーを眺める人と写真を撮る人たちがたくさんいるからです。
しかし少し遠くから橋を見るとあの喧騒は見えずらく、ゆったりした時間が流れています。
不思議ですね。
またウフィツィ美術館も然り。今朝の美術館は激混みでした。
ボッティチェッリの部屋なんて広いのに人混みでしたね。でもダ・ヴィンチの部屋は偶然空いていて、これは良かった。
実はサンタ・マリア・ソプラルノ広場からの画像がこれらだったのですけど、その広場、バルビ通りの付け根の場所、ジェラート屋の前。ここから無料シャトルバスに乗ります。ちなみにタクシーで行くと30ユーロ位かかるよ。
走ること20分、
ホテル・ヴィッラ・ラ・マッサに所用で行ってきました。
めっちゃお高い宿でございます。勿論私が泊まるわけではありませんが、こんな機会はワクワクしかないっしょ。少し小ぶりの鉄門が開くと、それなりに広い敷地が広がっています。場所で言うとバーニョ・ア・リーポリってところで、庭の広いお家などがある素敵なエリアとしても、あと高級ホテルがあることでも知られています。棟がいくつかあり、それぞれに部屋が合計50位あるそうです。価格帯で言うと、安くて一泊700ユーロ弱、高いところで4,000ユーロ以上の部屋もあるんだから。金銭的に泊まれないし、私向きでもありません。私は民泊が好き。
そんなお部屋もいくつも見せていただきました。どこも素敵でため息が出そうです。
実は通年のホテルではなく、3〜11月くらいまで営業しているんだとか。季節のいい時だけって、ちょっとチンクエテッレっぽいな。
でね、スパとかもあるしレストランもある。
これらは宿泊客だけじゃなくても利用できるから、シャトルバスを毎時動かしているんですね。勿論シャトルバスはフィレンツェチェントロに行くのに使う宿泊客もいますが、ハイヤーを使う人も多く見かけました。しかもこのホテル、ヘリも着陸できるんですよ。私の住む世界と違いすぎるー!
今朝、ガイドの同僚に言われました。彼はこの近辺に住んでいるのですが、ディナーなんてめちゃくちゃ最高だと絶賛していました。
どんだけお高いのかネットで調べたら、90ユーロくらいだったとのコメントがあって、なんだそこまで高級ではないんだと思ったものですが、ピアノの生演奏があってヴェルメンティーノの白ワインが30ユーロって書いてあったからそこまで手が届かないってわけでもなさそうです。
ちなみに隣を流れる川はアルノ川です。
先ほどのポンテ・ヴェッキオが架かる川をピサ方向と逆に向かえばこの風景に出会えるんですよ。なんか優雅だな。
フロントのある本館(?)の隣のスペースは吹き抜けになっていて、各部屋がそれぞれこの空間から出入りするようになっています。
いちいち重厚でクラシックな造りです。お部屋もこんな感じでのんびりできる雰囲気がありましたが、それは
HPでチェックしてみてくださいね。
プールには人がいなくなったので帰りのシャトルバスを待つ間、写真を撮ってきました。
これ、後で知ったのですが屋外温水プールなんだと。いよいよ私の出る幕じゃない。一生お世話になりそうもない。なんかパンフレットに載ってるような画像ばっかりにどれもなってしまったけど、これ私が撮った全てですよ。
外のフリースペースでのんびりする。
今日まで天気良くて良かったよ。今夜から雨降るらしいから、いい目の保養にもなったし、知らない世界を覗いて得した気分しかありません。
宿泊客で見かけたのは大方欧米人でしたが、富裕層の若いアジア人もいたようです。お洋服とかお高いのかなって庶民は少し小っ恥ずかしくなりました。
私はこの空気を吸えただけでも満足しちゃいました。
チェントロに戻るシャトルバス、って言ってもミニバンなんですが、私1人乗ることになって申し訳なかったですね。だって客じゃないもん。
『いいのいいの、例え客がいなくてもこのシャトルバスは動かすんだよ』と優しいドライバーさんの言葉にホッとした。
90年代はサッカーセリエAのユベントスっちゅうチームがフィレンツェに来た時にこのホテルを常宿にしてたとか。
ユベントスはフィオレンティーナ(地元のセリエAチーム)が勝手にライバル視しているチームだから、
『こういう郊外のホテルに泊まるんだろう。しかも奴ら金めっちゃあるしな』
とドライバーさん、少しチクリと話す。ドライバーさんの地元愛が垣間見れましたね。
貴重な体験をできて、良かった。
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中央市場に来たい人は、