みなさん、こんばんは。
フィレンツェのドゥオモ広場でーす。
今日はオルチャ渓谷に行く予定です。曇天ですが、雨さえ降らなければオッケー。だってオルチャだよ、歩くしさ。
多分、今年イチ楽しみにしていたお仕事なんです。どうしてかって言うと、2018年5月にオルチャ渓谷をやったんですが、その時の記事を8回にわたって紹介しました。それが下記の通りです。
浜田省吾さんの『マグノリアの小径』と『旅するソングライター』という曲があって、そのMVの舞台の一つがオルチャ渓谷です。そこに出てくる画像を辿ってみようってやってみた1日でした。オルチャ渓谷は広大で、どこも似たような風景が広がっています。
その時も苦労したのは椅子に座ってギターを弾く浜田省吾さんの後にある木です。あの時はなんとか見つけることができました。
また、その時に見つけられた木はこれです。あの時の感動は今もしっかり覚えております。
お客様も感極まってとっても喜んでくださいました。ルイージの拘束時間もありますし、ギリギリでなんとか辿り着けたのはラッキーとしか言いようがありませんでした。
今回はこの記事を見てご依頼をいただきました。実は2020年の春にここを訪れる予定だったのです。
皆さんも覚えてらっしゃる通り、この年はコロナで大騒ぎした年。イタリアはロックダウンをすることになりました。
やむを得ず、この仕事は飛びました。
私も残念でしたが、お客さまはもっとガッカリしたことでしょう。あれから4年、ようやくあの時のリベンジを本日果たすことができたのです。だからこそ成功させたいし、希望を叶えてあげないとと私は沸々と思い描いておりました。前回と同じくドライバーはルイージで、これもリクエストにありました。よって、かなり前から彼にはオファーをしていて、あの1日を再現することになります。
勿論、全く同じではありません。お客様のアレンジも若干ありますが、基本はブレてなくって同じく浜田省吾さんのあしあと探しです。
その際に発表されたフォトブックも抜かりなく携えておりました。
実はこちらのお客様、ご夫婦なんですが奥様がガチファンで旦那様はそこまで…くらいの熱量。差が激しいものの、奥様へのプレゼントな1日のようです。なんか素敵ですよね、昨日は母の日だったもんな。
希望されるプランを練り合わせて、特に難しい内容でもなかったものの、一番の難関は私もルイージも共通で納得の『あの木』です。
時系列でこの1日を振り返るつもりですが、やっぱり予想通りの厳しさがありました。オルチャで探すたった一本の木。例え前回辿り着けたとはいえ、私もルイージも覚えちゃおりません。この6年のうちに切られているかもしれないし、それこそ見つけられないかもしれない。でも遠路はるばるイタリアまで来てくださったのです。私のミッションは非常にプレッシャーがあったのは事実です。
それと同時にとってもワクワクしていました。あの時の興奮は今でも覚えていますから。
そんな1日を話させていただきます。ぜひお楽しみください。
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