みなさん、こんばんは。
今回の旅の記事は、
並ぶフランス産オーク材の樽たち。
私たちはワイナリーCASA EMMAへやってきました。ワイナリーのスタッフ、ノエミさんに案内してもらい、これからワインテイスティングが始まります。
テラスにあるテーブルへ案内していただきましたが、その先には、
このワイナリーが持つブドウ畑が広がっています。この開放感よ。なんて素敵なんでしょう!
浜田省吾さんのフォトブックにも畑が載っていて、これって…
まさにここです。道の曲がり方も全く同じですし、遠くに見える建物を見てもここから撮ったんだってのがわかりました。
テイスティングですが、始めに白とロゼが出てきました。白はヴェルメンティーノ種、シャルドネ種、そして面白いのがヴェルナッチャ種も使われているんですって。ロゼはサンジョヴェーゼ種100%です。
ここでおつまみも登場。ちなみにこのワイナリーでのサービスは1人32ユーロです。
ここから赤ワインへ突入。白いラベルはキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ。サンジョヴェーゼ種100%で2年の熟成を経て作られています。
青いラベルはキャンティ・クラシコ・グランセレツィオーネ。こちらもサンジョヴェーゼ種100%で3年かけています。お高いワインですので、心していただきます。
パンにはここのワイナリーで採れたオリーブを使ったエクストラ・ヴァージン・オリーブをかけ、ペコリーノチーズとパルメザンチーズにはバルサミコ酢がかけられました。このバルサミコ酢はブドウをモデナに送って作ってもらっているのだそうです。ここモデナで作ったものしかバルサミコ酢とは呼べません。もしトスカーナ州で同じようなものを作った場合はサルサ・バルサミカと言ってバルサミコソースと名前が変更されちゃいます。だからこのような形を取ってるんですって。なるほど、その手があったかと納得。どれもとっても美味しい!
今度がラストのテイスティング。白いラベルがメルロー100%の赤ワイン。メルロー種はここのワイナリーでは特別な意味を持つらしく、初めてインターナショナルなブドウを育てたのがメルロー種だったようで、彼らの歴史と共に歩んだ思い出深いブドウなんです。
黒いラベルはカベルネ・ソーヴィニョン100%で、味の違いを楽しみます。
ちなみに浜田省吾さんのフォトブックに載っていた黒いラベルのワインはメルロー100%の現在白いラベルの方です。ややこしいですが、ラベルが黒から白に変わってしまったんですね。彼と同じワインを味わった感動をしみじみ感じますが、私はメルローがあまり得意ではありません。しかしそんな逸話が付いてくるとやっぱり盛り上がりますね。
あー、このままここにいたい!
でもミッションはオルチャにある。あの木を見つけないといけないんじゃ。
最後にブドウ畑を覗いてみると、
可愛いブドウの房がありました。
ほろ酔い気分でいよいよオルチャに向かいます。
続く。
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