みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。気持ちいい1日ですね。天気はいいし、観光日和よ。
こういう日が続くといいんですけど、そうはうまくいかないもの。こればっかりは望んでもどうにもならんもんね。UAEみたいに無理くり雨降らすとか中国みたいに無理くり青空作るとかありますが、イタリアは勿論なーんもしません。晴れたらわーい、で雨ならふうんって感じでみんな受け入れています。私もそうだけど、晴れたらそりゃ嬉しいですよ。でも雨なら好きな長靴履けるからそれもそれでいいんです。どっちに転んでもテンション上げられるように自分におまじないをかけています。
さて。
以前もお話ししましたが、うちの家の話です。
ここに丸10年ほど住んでおりますが、この辺りにくるとあちこちガタが来て困ります。
冷凍庫で随時氷がついたりして、時折除去しないと床を濡らすことになっちゃいます。フローリングなので板が持ちあがっちゃうので定期的にチェックしたり。これ、今年に入ってかな?私の冷蔵庫はサムソン製で、10年保証のシールが扉に貼ってあります。ちょうど10年超えたくらいだからアウトか。でも氷を定期的に取りさえすれば、実はそこまで困っちゃいません。
洗濯機もそう。
意味がわからないのですが、年に1、2回くらい言うことを聞かない時があります。脱水しなかったり時々ズルするんですよ、これ。
アリストンってイタリアのメーカーを利用しています。これ、乾燥機も兼用なんです。ただ自分のために乾燥機を使ったことがなくって、ほら干しときゃすぐに乾きますから。友人がイタリアに来たときはうちの洗濯機を使うので、その時ぐらいしか乾燥機を使ってません。それがいけないのか拗ねてるのか知りませんが、本当に稀にちゃんとしてくれません。
こんな感じであれもこれもガタが来ていて、それでもなんとか使えるのでやり過ごしております。
ここまでは序章で、今週はなんとキッチンのコンセントがやられた。コンセントっちゅうか電気スイッチね。明かりがつかなくなっちゃいました。先週辺りから接続が悪いのはなんとなく分かっていましたが、とうとうご臨終。
ま、いざとなればコンロの上の換気扇についてる電気でどうにかなる。でも長い目で見たらやっぱりこれは直しといたほうがいいよなって、知人に電気工を紹介してもらいました。工事の内容をその知人に言うと、
『それじゃ来ないと思うよ。そんなちっちゃなことで時間と手間をかけるのは嫌じゃん』
相変わらずのカルチャーショックです。どんな小さなトラブルでも解決するのが水道屋だったり電気工なんじゃないの?
とにかく連絡をとってみようとWhatsAppで文章を送っておきました。すぐに既読になったのに、丸1日経った今でも返信が来ません。これか、知人が言わんとしていることは。
でね、今日バルバラに愚痴ってたんですよ。イタリアどうなってんのよって。そりゃバルバラのせいでもないです。イタリア生活の不便について大抵のことは受け入れますけど、困ってるんだから連絡してんのに、嫌なら嫌って、面倒臭いんだったら面倒だって返事くらい送れよって思ったんです。
すると実はバルバラも電気工に家のことで連絡したらしいんです。3回。返事も来ないし、音信不通。
で、1週間経った頃に連絡が来て、問題の部分を写真に撮って送ってくれって言われたんですって。で、すぐに画像を送ったらしいんです。数日経って、現在に至ると語ってくれました。
『今日あたりまた連絡しないと…』
えー、そんなに頑張らないと来てくれないの?もう戦意喪失しましたよ。私は嫌だって。
仕事の向き合い方とモチベーションが全く理解できない。そりゃ大口の仕事の方が電気工は盛り上がるんでしょうけど、こうなると自宅のどっか別の電気関係のトラブルができたらウチにも来てくれるかなって思ったりして。
店で何かあったらすぐに来てくれるのにさ。電気工の請負基準って何?
いくつか私の対抗策を考えてみた。
①うちの店で電気工を呼んだ時にうちの家のも見てもらう。これならやってくれるだろう。
②家の下の店にも伝えて、何かあったらこっちも見てもらう。
③市場で吹聴して、どっかの店で電気屋さんを呼んだ時にうちに来てもらう。
市場とうちの家は歩いても2、3分です。ついでにやっつけ仕事をしてくれそうじゃないですか。
こんなに苦労するんですね、イタリアで電気工を呼ぶのに。それまでは工事お預けだな。もう私は電気工のお友達を作りますよ。これが一番安心して暮らせる唯一の手段かもしれない。そうそう、水道屋の友達も作ろう。
こういう家の中の修理がパパッとできる技術があったら困らないのにな。私、文系でもなければ理系でもないからほんと人間的に使えない。他力本願で生きるしかない悲しいことです。あ、そうだ。1人思い出した、電気工!明日その妹さんに会いに行こう。もう今日はいいや。
何か続編があったらここでご報告しますね。それまではどうにか乗り越えられるでしょう。
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