みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。月曜日ですね。
昨日、ドッカーンと雨が降りまして、今朝もポツポツしてたみたい。よって、少し蒸し暑い1日となりました。
今日はちょっと面白いことがあって、新婚旅行で市場にきていた日本人ご夫婦。
『なぎささんですか?』
って声をかけられました。ま。こういうことはよくあるんです。私ブログやってるし、誰かがご好意でお店に送ってくださるってこともありますので、どういう御用件かしらって思いました。そしたら岡山の〇〇教授をご存知ですかって尋ねられました。ハテ、どちら様ですか?
聞いたこともないお名前です。その教授と私になんの接点があるのでしょうか。その接点がまたおかしなもんで、私はその教授と飛行機の中で知り合ったんだそうです。
『そうです』なんて他人事みたいに言いますけど、覚えてないんだからそうとしか言いようがない。いつの話かと訊くと『結構昔じゃないかと』なんて中途半端な返しが来た。自分としては基本人見知りだと思うのですが、同時に初対面の人とも問題なく話せる図々しさも持ち合わせています。これ、ただの職業病です。ところで何かしらエピソードがあれば記憶を辿ることもできるでしょうが、それ以外は情報がないらしい。とりあえず先方は私の名前を知っていて、さらに市場で働いていることも知っている。自分から名前を名乗るタイプではなく、訊かれたら答えるくらいですので当時私の名前をその方は尋ねてきたのでしょう。そして何故か覚えていたらしい。そして市場のなぎさに会いに行くようにアドバイスを貰ったという謎の指令。これ、何?
『どうして私のことをその教授は覚えているのでしょうか?』
『多分印象が強かったんだと思います』
…おっと。何か私やらかしたかしら?そんな飛行機の中で会った、もしかしたらたまたま隣に座ったとかかもしれん。とは言えよ、だからってこの流れになるか?
まぁ、抽象的な話ですよね。しかもそのご夫婦、私に会えて良かったと満足して立ち去ってしまわれました。せめてお店の中を覗いていただいて買い物するようなものは無いなとお帰りになるならまだいいとしても、店にも入ることなく店頭での立ち話で彼ら帰っちゃったんです。一体どうして私に会いにきたんだろうと本当に不思議で仕方がございません。
その〇〇教授は知らんけど、そのご夫婦の方がよっぽどレアだ。自分達が知らない人に会いにきて、顔を確認したら良かった良かったと帰られたのはどんな了見なんでしょうか。ハテナが頭ぐるぐるする。
『フィレンツェに行ったらミケランジェロ広場行ってみ。フィレンツェが一望できていいよ』
なんてアドバイスがあったとして、フィレンツェに旅行に行った際に広場に行って、
『あー、ほんとだ。素敵だね』
これがよくある話よ。
『フィレンツェに行ったら以前飛行機の中で会った市場のなぎさに会いに行ってみ』
って言われてその通りに行動し、
『あー、ほんとだ。いたねー』
っちゅうのと並べられたなら貴重な観光時間を取り上げてしまったようで申し訳ない。〇〇教授も罪な人だ。
別に私はネス湖のネッシーではない。そしてうちの店も私も名所名跡ではない。
全くもって摩訶不思議だし合点が行かない。
わからんなぁ…
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