みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
今日はウフィツィ美術館行ったり市場行ったりいつもの毎日よ。気温が落ち着いているのは今日明日くらいまでで、また暑くなる模様。しんど。
何を今回話そうかと思っていましたが、全く話せないものばかり。だから面白い話はたっくさんあるんですが、どれも話せない!!
てことで、緩い記事にします。
ニュースになっていたフィレンツェの家賃、前年度と比べて16%値上がりしたんですって。フィレンツェ市の平均家賃(月額)は493ユーロです。これはいわゆるワンルームって扱いの間取りだと思うのですが、イタリア全土で言うと4位なんです。トップ3はミラノ、ボローニャ、ローマ。ボローニャってのが意外と思われそうですが、この町も大きな大学がありますし、コロナ禍後にフィレンツェと同じように学生の月極賃貸物件に対する問題を抱えています。全てではないですが、やはり南より北の方が家賃が高い傾向にあるようです。
そのフィレンツェの493ユーロ、現在のレートで8万円くらいですので『なーんだ、そんなに高くないじゃん』って感想を抱く人が少なくないような気がします。私もそう。同居人を足したとしてもダブルベッドで1人245ユーロ。
でもこんなに安いもんかねとも思いました。私がイタリアに来た2003年で初めてお世話になった家でのシングルルーム家賃310ユーロ、光熱費別。しかも郊外の場所で、家自体はとても豊かな造りでしたが公共交通機関を使わないとどこにも行けないような場所でした。あれから20年は経っているんです。どうにも納得いかんな。
でね、いつも私が世話になってたCasa.itで調べてみました。
フィレンツェ中心街、家賃ワンルームで調べたところヒットしたのは
たったの4件ですよ。いや、きついな。本当に
しかも中心街でもサン・マルコ地区ってことで不便じゃないけどそこまで中心街かい?って思うようなギリギリの場所です。
これらの金額を見ると今まで書かれたものの2倍じゃないですか。だから、フィレンツェ中心街と郊外の金額の違いが大きいんです。平均を出してもあまりピンとこないですよね。
安くっても850ユーロ(13万7千円)ですよ。こんな小さな町の中心街がこれですから。
値上げがえぐい。それも問題ですが、5件しかない月極の宿ってどうなん?
観光と学業で揺れるフィレンツェです。ちなみにもう少しエリアを増やしたら51件ありました。でも通いにくいよ。
これ、本当に考えないとダメよね。
++++++++++++++++++++++
中央市場に来たい人は、