みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ!
咳が酷い毎日を送っておりましたが、一昨日から飲み出した咳止めシロップの効果が出てきたようでだいぶ楽になりました。シロップって言うくらいだから甘いんだけど、嫌とか言ってらんないもんな。しかし咳をしている人って結構多いらしいんですよ。この時期ってウイルスとか関係ないと思うんですが、じゃあコロナかねーと私は思ってたんです。
しかしそうじゃなかったっぽい。ただの咳だったんかな。
昨日はイギリスからのお客さんのお話をしましたが、今日はカナダ大会でしたね。カナダ人が多かったです。私にとってカナダって人生の視野が広がったきっかけにもなる国でして、しかも私が行っていたところはバンクーバーみたいなでっかい都市ではなく、エスキモーと自然しかない村でした。そこでいろんな経験をした訳ですが、初めてピアスを開けたのもここでしたね。3つ開けたんだった。で、その後ロスで2つ、NYで2つ開けて合計9つ。
バンクーバーからのご夫婦は従兄弟がその村に住んでるんだってことで随分盛り上がりました。
今日のお話はそのご夫婦ではなく、フランス語圏の大学生女子2人のお客さんとの会話です。
英語とフランス語が公用語のカナダ。英語しか話さない西部とフランス語が強い東部、彼女たちは東部からいらっしゃったようです。
昔聞いたことある、東部では家庭ではフランス語、学校では英語で勉強しバイリンガルが育つなんて話があったもんですが、全く違うらしい。彼女たちは家ではもちろんフラ語ですが、学校でもフラ語。要するに英語を学ぶチャンスがないんですよ。いや、学校では日本ぐらいの文法などはやるけど至って基礎中の基礎で、そっからなんとか勉強してペラペラですって。いや、優秀だな。ちなみに家族はフランス語しか話せないそうです。
そこでフレンチフレンチとカナディアンフレンチの違いとかも教えてもらいました。そうなのよ、フランスのフラ語とカナダのフラ語は若干違う。イギリスとアメリカ、ポルトガルとブラジルのようなもんだと思ってもらって大丈夫です。じゃあ、
『マクロン大統領のフランス語は判るの?』
フランス語圏のカナダ人は全く問題なく理解できるそうですが、フランス人がカナダ人のフランス語を聞くとわからないことがあると言います。
不思議なもんですね。彼女たちはフランスに行ったことがないけど、興味はあるってさ。
さらにさらに。
セリーヌ・ディオンって歌手がいますよね。彼女ケベックの出身ですが、コンサートではフレンチフレンチとカナディアンフレンチを歌い分けているって聞いて驚きました。プロってこんなに凄いんだ!
だから地元ではカナダのフランス語、フランスでは彼らの言葉で歌うってよ。
発音とか気をつけて、その土地の人に合わせて歌うって、英語と米語を使い分けるハリウッドスターみたいじゃないか。
公用語が二つあるからって、みんなバイリンガルな訳ではない。そんな楽にマスターできるわけじゃないんだな。
しかしとっても面白いお話でしたので、皆さんにもお裾分けしました。私としてはカナダ人が国旗のワッペンをつける本当の意味について、つまりアメリカ人と間違えられない為って言われているけどその辺のところどうなんだろうって知りたかった。もっと話したかったですが、時間切れでした。今度別のお客さんに教えてもらお。
では良い日曜日を♪
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