みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
朝からアメリカ人ご夫婦来店。こっちで結婚式を挙げるからその引き出物っていうか参加者へのプレゼント的なものを用意するために大量にご注文いただきました。アメリカ人ってこんなんよくあるんですよ。アメリカや他国からフィレンツェに集まって結婚式パーティ。昨日もそんなカップルがいらっしゃってましたね。一応みんな気を遣ってあんまり重くない食材のお土産とかが用意されるみたいです。日本のようなお土産文化とは違いますが、こういったパーティでのプレゼントにアメリカ人は惜しみなく出費をする。
私は結婚式をしたことがありませんが、参加したことはあります。
殊に日本での結婚式ラッシュの時期って人生であるじゃないですか。下手すると毎週末結婚式に参加してその度に3万円のご祝儀を用意し、お洋服も美容院代も毎度それなりにかかる。仲の良い友達だと2次会3次会もある時代でした。だからご祝儀貧乏を私もそれなりに経験してきました。どんなに働いてもお金貯まらなかったもんな。
所詮バブルが弾けた後の世代ですので、新郎新婦がゴンドラでの登場とかテレビで見たことのあるような風景は見たことがないけど、一生に一度ってことでそれなりの場所でなかなかの披露宴とかはありました。
一度友人代表のスピーチを頼まれて、なんだそんなことかいと安請け合いした私。
恐らく文言を式までにまとめて笑いあり涙ありの数分を彩るのが使命みたいなもんだと今となっては思います。しかし、当時23、4歳くらいの私は適当に話せば良いかと何も用意せずにその場で思ったことをつらつらと話したのは大した度胸だったと今更ながら恥ずかしく思い出しました。
よくありげな定番ネタ『3つの袋』、ああいうものも使わずによく乗り越えたな、あのスピーチ。
他の人のスピーチが素晴らしく、それを経験してから私はスピーチを断って今に至ります。姉の披露宴でさえ断った。
『おめでとうございます』
そのアメリカ人ご夫婦に。
こう声をかけると嬉しそうに笑った。
私は参加する方でしたが、結婚式を挙げる方はもっとすごく考えるんだろうな。参加してご飯食べるくらいですもんね。
こっちに来てからは日本の友達の結婚式に参加できなくなりましたが、その時の模様を聴くと楽しかったんだなってちょっと寂しい気分になります。
ただ今ステファノがご祝儀貧乏中。
ま、仕方ないよな、そういうお年頃ですもの。
私の周りは大抵片付いたので、また別のステージに行った気がします。結婚、子育て、子離れ。
ちょっと上の世代の友達は子供が結婚する時期になっています。
この後は老後の話題か。こんなもんだな。
歳をいよいよ感じております。
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