みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ!!
今週も忙しかったけどなんとか終わった。嬉しいもんだ。
しかし今年は本当に忙しい。おかげさまで去年より大幅に売り上げが増えまして、先月の売り上げは月間新記録を達成しました!
創業15年の中での月間新記録は感動します。
本当によくやってきたなって思います。試行錯誤しながらお店をよくすることばかり考えて15年。
泣きそうです。
市場にはうちのステファノ君が手がけるパン屋もあり、そこにはミレッラが孤軍奮闘しています。
パン屋はやることが沢山あるので1人じゃ大変だろうなって気にかけているのですが、うちのスタッフがお昼を買いに行った際、ふとミレッラが1人で多くのお客さんを捌いていたのを見たそうです。
驚いて店に戻ってきてバルバラに伝える。バルバラはステファノの姉ちゃんです。
そこで彼女が援軍としてパン屋に行った。
しばらく帰ってこなかったから相当忙しかったんだと思います。うちのスタッフのファインプレーが功を奏した。
その後ミレッラのところに行って、
『忙しい時は助けを呼んでね。私が店で忙しい時でバルバラもステファノも店を離れているときは電話するの。電話して電話にでないの。そうすると彼らすっ飛んで帰ってくるよ』
忙しい時に電話をするのも大変ですが、電話がかかってきたら何かあったとはわかるでしょう。で、わざと無視して電話に出ないで放っておく。だから気になって帰ってくるのがうちの店では当たり前です。もうこれが身に染みているからステファノもバルバラもよくわかっている。電話するだけで忙しいの合図になるんです。ミレッラが、
『ほほぅ、なるほどね』
と忙しい時の解決策が決まりました。
夕方に入りミレッラに呼ばれました。
『これ、この後捨てちゃうんだけど良かったら持って帰らない?』
えー、いいの?
私はパンをそんなに食べないです。でも捨てるのは良くない!
そんな教えの下に育った50歳。私の母は賞味期限が切れるとなぜか私と父に食べさせるという、今の時代だと虐待とか言われちゃいそうなことを平気でしていました。それは母のお腹があんまり強くなく、逆に何を食べてもへっちゃらな父と私にその食材が回ってくるのです。我が家では当たり前の出来事でした。
食べ物を捨てるのは勿体無いってのは日本ではよく言われてきたことです。
『アフリカの食べたくても食べるものがない子供たちのことを考えろ』
そのくらい自分達は恵まれている、そんな昭和の会話があったものです。
今回のミレッラの提案は別に期限が切れているとかじゃなくて、捨てちゃうなら食べるってことで。
勿論貰いますよ。貰ったら美味しく頂きますよ。
『ありがとう!喜んで!!』
別に明日食べたって腹壊すわけでもないし、ゆっくり温めて少しずつ食べます。
アドバイスのお礼って訳でもないんでしょうけど、たまにこうやってお裾分けがあります。
家計も助かるしサンキュー!スキアッチャータはハムとチーズとレタスが家にあるのでパニーニ作ろう。
では良い日曜日を♪
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中央市場に来たい人は、