みなさん、こんばんは。
これねー、先週の金曜日に出したかった記事です。昨日ご報告した通り、Wi-Fiが不通だったため、下書きまでしてその後そのままになっていたものです。
シエナでーす。
なんか今週は雨が多いですね。明日までは雨みたいです。で、日月火は晴れて、そのあとはまた雨が続きます。
秋は雨季。傘が手放せません。
シエナに水曜日行って来ました。
毎週水曜日はメディチ要塞の周りをぐるっと囲むように多くの市が立ちます。これら青空市場は住民に人気で、生鮮食品、衣料、化粧品、キッチン用品、ジュエリーなど様々なお店があって面白い。シエナに行くなら水曜日も面白いと思います。値段も良心的でついついあれもこれも買っちゃうって人も多いんじゃないかな。ただ季節を感じるならやっぱり八百屋さんが見ていて面白いですね。
秋の旬といえば栗。
パン屋さんに行けば栗の粉を使ったタルト、カスタニャッチョ(Castagnaccio)を買うことができるでしょう。これはトスカーナのお菓子ですのでこちらに來たら是非お試しあれ。甘すぎず松の実がいいアクセントのタルトです。栗の粉ですので勿論グルテンフリー!
クルミもカスタニャッチョに使うこともあります。
トスカーナは昔、小麦の栽培に向いていませんでした。しかし、ブドウなどの果物や栗やクルミなどのナッツ類は非常に豊富だったためこのようなお菓子ができたのですね。
カスタニャッチョの歴史は1500年代まで遡り、一説ではルッカが発祥と言われています。
当時は安価で栄養価の高い栗を使うことで農民にとっての貧しい料理とされていました。現在はトスカーナ州だけではなく、エミリア・ロマーニャ州、ピエモンテ州、リグーリア州でも食べられているということです。このタルトはレーズンやローズマリーも使います。
レーズンと松の実を使い始めたのは1800年代に入ってからだとか。
個人的には甘いものが苦手なので栗はそんなに好きではありません。
栗きんとんとか栗おこわもあんまり。マロングラッセもダメだな。
でも栗が好きな人って多いですよね。秋に来るならこれよ、それに焼き栗屋も街角に出て来ますし。
そういやおせちに入ってる栗きんとんってどのタイミングで食べるの?
昔から不思議でした。
ポルチーニ茸の方が見ていてウキウキします。
しかしこれも私はアレルギーなので食べられません。いい香りしてるんですけどね。
しかしよく売れてらっしゃること!
パスタ、リゾット、フリット、グリル…どんな形でも美味しくいただけます。レストランの入り口に『Oggi Porcini』なんて買いてあったら旬のポルチーニ茸を試してみてはいかがでしょうか。
アレルギーになってから15年くらい経ったでしょうか。
怖くって食べないですが、食べたいっていつも思ってます。
ちょっとだけならいけるかもしれない。でもなんかあったらこわいこわい。
ということで、私が食べない秋の旬のご紹介でした。
++++++++++++++++++++++
中央市場に来たい人は、