みなさん、こんばんは。
フニコラーレ(ケーブルカー)に乗る。日常にない乗り物って楽しいー!
ここにはね、友達と言ってきたんですが外国であったケーブルカー事故の話とかし始めて私ちょっと意気消沈する。プツンと切れてガーっと落ちていくとか絶対に嫌だ。嫌だって言っても起きる時は起きるんですけどね。
傾斜は40度、高さは50m近く上ります。
小さい車両にはちょっとした席が用意されていて、それはそれで趣深いです。1999年から運営しているようです。
ゴロゴロと動く車内は地元の兄ちゃんが1人乗っているだけで合計3名。24人乗りみたいですが、あんまり使用する人がいないのか、シーズンオフだからガラガラなのかは住民じゃないのでわかりません。ちなみにチェルタルドってのはうちのバルバラちゃんが住んでいる場所です。チェルタルドのワイナリーも何度も行ったことはあります。もちろん旧市街のチェルタルド・アルトではありませんので私がここに訪れたのは初めてとなります。
旧市街は茶色で統一されていて、天気もいいし過ごしやすい日でした。しかし何せシーズンオフ。アトラクションの一部に紛れ込んだような生活感のなさが余計オープン前のテーマパークに来たような気分になります。美術館も何も開いてない。それでも散歩を楽しみます。
とはいえ要所要所にクリスマスらしきものを感じます。
こういった小さな町にグッと来ちゃう。本当はのんびりしてランチもここで良かったんですが。
メインストリートにボッカッチョの家を見つけられず、そこらへんにいる工事中の人に聞いた。あ、通り過ぎていた。
ボッカッチョってのは14世紀に生きたデカメロンの作者です。
デカメロンってのは『十日物語』って言われている物語です。1348年のペストはこのシエナを説明するのに必ず出てくる年号です。
ほんとだ。ボッカッチョの家あった。
付随して美術館もあるんだ!でも閉まってる。10時オープンって書いてあるのに…
ま、仕方ない。シーズンオフだもんな。
この町はボッカッチョと名産の玉ねぎで盛り上がるんです。
ちょっと用事もあるのでフィレンツェに戻ることにしました。お昼はお預けだ。
短時間の滞在の中、再びフニコラーレに乗って駅へ向かう。
景色はとにかく美しい。
最後の景色を楽しめるのもフニコラーレの良さですね。
往復で1.70ユーロですが、これもまた良し。徒歩では見えない景色があるかもねー。
駅に戻ってほんのひと時、電車を待つ。
線路を歩く可愛らしい猫。
これで癒される。
猫も電車がくれば去ります。
はい電車。
エンポリまで行って乗り換えてフィレンツェへ。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、