みなさん、こんばんは。
シノピエ美術館にある模型から、奇跡の広場の構造を見ます。
左端の赤丸枠の場所は城壁に登る入口です。こちらは別料金ですのでそちらに向かいます。
ここの塔の下にチケット売り場があり、5ユーロで城壁の上に行くことができます。
何度も登っていますが、いつぞやは元旦にも登れた覚えがあります。お金を払って階段を上り、サンタマリア門の上あたりに行きます。
するとこのような素晴らしい景色を眺めることができます。
いいですね。下から眺めてもいいのですが、こっちの方が解放感を感じますね。
場所で言うとこの辺りよ。
私はなんでも町に行ったら高台に行って土地勘をつけるといいと思っています。確かに決して広い広場とは言えない空間ですが、ここにギュッと見所が収まっていることは間違いないですね。
さて、城壁を歩いた後はカンポサントへ。ここはお墓なんですね。
13世紀に作られた聖なる土地と訳される理由として、十字軍によってゴルゴダの土をこちらに持ってきたことからそのように名付けられています。
第二次世界大戦の際にアメリカ軍により爆撃を受け再び作り直しました。
しかし壁を彩っていたフレスコ画は修復を受け、また下地のシノピエは美術館で展示されています。
ピサの守護聖人、聖ラニエリの生涯もフレスコ画として残っております。
これらのものが残っているのは奇跡です。
ここに眠っている人ははるか昔の修道士や司教、大学教授もあり、2000年以降の人のものもありました。
美しい空間は私が全く存じ上げない人たちのお墓参りでもありました。しかしその横で頑張って修復作業をしている若者たちがいました。
ゆっくり静かに歩きたい場所でした。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
++++++++++++++++++++++
中央市場に来たい人は、