みなさん、こんばんは。
サンタ・クローチェ広場でーす。
同名の教会が立つここの広場では、毎年この時期にクリスマスマーケットが行われます。今年で22回目だとか。
私にとっては毎年変わらない風景、店並びですが、せっかく行ってみたいって人はそれなりにいます。勿論フィレンツェ人だけでなく観光で来たイタリア人や外国人も何かあるんじゃないかととりあえず立ち寄るのです。
できることならお昼過ぎくらいに行くといいかも。
あまりに朝早いのも盛り上がってないし、夜は夜で混み合っていますから。ここでは肉料理やホットドックなどの食事もできますし、ホットワインも売っています。クリスマスプレゼントを提案する店や、クリスマスのデコレーション関係のお店など様々です。
オーナメントの店。
クリスマスツリーの発祥の地は1510年12月エストニアのタリン(エストニアの首都)と言われています。15世紀のドイツやラトビアとも言われ、諸説ありますがみんな大好きクリスマスツリー。ちなみにイタリアでは各都市ツリーを用意する日は違うようです。
通例では12月8日の無原罪のお宿りの祝日から翌年1月6日の東方三博士の礼拝の祝日までツリーは飾ります。
ミラノは町の守護聖人である聖アンブロージョの祝日である12月7日より、バーリは町の守護聖人である聖ニッコロ(サンタクロース)の祝日である12月6日より、南イタリアのプーリア州にあるターラントでは聖チェチリアのお祝いに合わせて11月22日よりとイタリアでもそれぞれです。
ではクリスマスツリーはいつイタリアに入ってきたのか?
イタリア王国時代の19世紀、2代目国王ウンベルト1世の奥さん、マルゲリータ王女が『これいいじゃん!』と言って流行らせたと言われています。マルゲリータはナポリピッツァのマルゲリータもそうだし、トスカーナのお菓子パンフォルテのマルゲリータもそうだし流行らせ上手。ただ自分の名前をつけちゃうって癖があります。
そんなクリスマスツリーのオーナメントはそもそもガラス細工で生まれたそうな。
マカロン屋さん。
マカロンが生まれたのは9世紀のチュニジアと言われています。イタリアではヴェネツィアでこのお菓子が流行り、フランス王アンリ2世と結婚したメディチ家のカテリーナがフランスに持ち込みマカロンと言えばフランスと今ではなっていますね。カテリーナ、グッジョブ。
サンタさんは何の本を読んでいるのでしょうか?
プレゼントを渡す住所を確認してるのか、神妙なお顔ですね。
おお、写真スペースですね。
サンタさんに誰もがなれるようです。こういう時はやんないと損です。恥ずかしいとか無しだから。
ほらね。
やるんですよ。こういう時はサンタさんになりきって、ばっちり笑顔で行きましょうね。
後で後悔しないように撮っておきましょう。
今年は11月23日から12月22日まで
月曜日から木曜日まで10時から22時。
週末は10時から23時。
入場無料です。
後編はこちらから。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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