みなさん、こんばんは。
今回のシリーズ一覧です。
浜田省吾さんの10年前に来たあしあとを探しています。

暖かいように見えますが、めちゃくちゃ寒い日でして、体感温度がマイナス7度!!
車の中は暖かいものの外に見える木が震えてます。これは風が強いはずです。
訪れる順番としては
①Poggio Covili
②あの木
③アシャーノ駅
④セッレ・ディ・ラポラーノ
なんのこっちゃと思われるでしょう。これ、浜田省吾さんファンならついてこれるんだ!
訪れる順番の理由として、フィレンツェから一番遠いところから先にやろうとなったんです。④は私にとって未知の町ですのでここに時間を一番割いて行こうかと。しかもフィレンツェに一番近い。
と言うのも浜田さんの本を見るとセッレ・ディ・ラポラーノらしき写真がそれなりにあるような気がしたからです。確証はありません、しかしこれは勘のようなものでした。
10時40分
フィレンツェ出発から1時間40分かけて
Agriturismo Poggio Coviliに到着しました。ここは宿ですが、この糸杉の風景の美しさから絵葉書にもなるほどで、オルチャ渓谷に行かれた方の中にはここによって入り口で写真を撮っていく人が結構います。
これがMVに出てくるシーン。
向かって左側から撮ると何となく同じようなものが撮れます。
そんなこのアグリツーリズモに恐らく浜田さんは泊まったんじゃないかしら。
いいなぁ、私もこう言うところで1週間くらいボケーっと過ごしてみたいです。
このPoggio Coviliと言う名前はここがフランチージェナの街道に面していて、徒歩や馬車で行き交う人々のための古い居酒屋だったことが由来だとか。
フランチージェナとは巡礼の街道でイギリスのカンタベリー司教がドーバー海峡を渡り、フランスとスイスを通りローマまで続く(さらにエルサレムまで実はある)1000年以上の歴史を持ち今もそれは使われています。ちなみに三大巡礼地はエルサレム、ローマ、サンディアゴ・デ・コンポステーラです。
昔の巡礼者や商人たちはここで体を休ませていたのですね。
巡礼の途中、商いの合間に訪れたここの景色はさぞ癒されたことでしょう。
プールもあるし、素敵な宿ですよね。
宿はパスクイーニ家が管理していて、彼らはオリーブオイルなども作る農場もちょっと離れた場所にあるそうです。
庭は360度の風景を楽しめ、バーベキューなどもできるとか。夢、夢のようだ。
庭にある1本の木。
ここで浜田さん歌ってくれてたらあんな大変な思いでオルチャじゅう探しまくることはなかったのですが、
…あの木を初めて見つけたのは2018年の初夏のことです。昨日のことのように鮮やかな思い出です。
11時00分
ここを後にして、とうとうあの木に会いに行きます。
Poggio Coviliの滞在時間は20分程でしたが、あまりの強風と寒さに頭の感覚がマヒしそうでした。
シーズンオフのオルチャは厳しいですね…凍えます。
早くも①はクリア。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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