みなさん、こんばんは。
【1時50分】
ボローニャです。
乗り換えのために深夜バス待ち中。寒いし雨降ってるし、でもあんま変な人ウロウロしてないな。
それなりに明るいし、観光客も結構いるのでそんなに心細くないです。
時折別のバス会社も入ってきます。次の出発は26時55分ですからあと1時間くらいかな、お喋りして過ごします。
【2時40分】
お、Flixbusがターミナルに入ってきました。うん、ちょっと早いけど私たちのかな?って見たらOK!ザグレブ行きでした。
ザグレブはクロアチアの首都です。多くのヴェネツィア方面行きのこのバスはザグレブ行きになりますので、そちら側の人種が増えてきます。
ボローニャからトリエステは約300km、所要時間3時間半の旅です。
はて、寝れるだろうか?今、寝といた方がいいんだけどな…
【6時7分】
予定よりちょいと早く到着しました。
座席がね、痛いんですよ。途中から起きちゃった。
お尻が痛い、でもまぁなんとか元気です。バスターミナルの待合室じゃなくて、鉄道の駅ならバールも開いてるだろうからそっちで一息つきます。
修復中のトリエステ中央駅、まだ朝早いんですがすぐに感じたこと。
『あ、ここ治安いいな』
フィレンツェと全然違う。駅が綺麗ですし、警察や軍人さんも終始歩き回ってくれてる。
第一印象よろし。
さて、バールに行きましょう。
画像を撮ってないんですけど、バールは座席数も多くずっとのんびりしてても問題なかったです。そこら辺に充電スペースもあるので少しお借りしました。
フィレンツェのようにチケットがないとガラス張りの入り口を越えてプラットホームに行けない訳でなく、ガラスの自動ドアを越えると勝手にプラットホームへお邪魔しても大丈夫。おお、寒いな。
そして私が確認したかったこと。
荷物預けのコーナーはどこだ?
それは1番線ホームの近くにあります。
まだ時間が早いですから、勿論開いていません。
しかし、これは冬時間だからだと想像します。夏時間になったらもっと長く開いていると思います。
荷物預かりも調べて、あとはトイレ。1ユーロですが、綺麗です。
構内にはスーパーマーケットもあって、7時半くらいから開いていたように覚えています。しかしこのトリエステはDESPARが多いですね。フィレンツェだとコープやエッセルンガ、コナドなどのスーパーが多いですが、デスパーはトリエステのあちこちにありました。唯一1店舗だけコープが大人し目にありました。
落ち着いたバールでのんびり過ごして、作戦を練ります。
ツーリストインフォメーションセンターが開くまではまだ時間があります。しかし、教会などは朝から入れると思います。
市場も早いだろうし、その辺をやってからツーリストインフォメーションにお邪魔しましょう。そろそろ外も明るくなっています。よし、出かけるか。
【7時45分】ちょっとのんびりしちゃったけど、まだまだ時間はあります。
ちなみにこれがトリエステ中央駅。イタリア王国時代(19世紀後半)に建てられました。しかし王国前はここはオーストリア領でした。ですから、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がトリエステ・ウィーン鉄道ってのを作らせたのよね。トリエステはあの『未回収のイタリア』の地ですので、オーストリアやユーゴスラビアの色もある。ここがイタリアに完全併合されたのは第二次世界大戦以降、わずか70年前ほどの事です。当時からイタリア人は勿論沢山住んでいました。しかしイタリアになれなかった時代が長く続いたのですね。
トリエステはバロック建築が多いみたい。なるほどフィレンツェから来るとキョロキョロしたくなる町です。
で、その横にある建物がバスターミナルステーション。
私たちが下車した場所です。帰りもここからバスに乗ります。
その前に街歩き、開始します!!
前振りが長くなりましたが、トリエステ、楽しむぞ。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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