みなさん、こんばんは。
【13時50分】
サンマルコ寺院です。
ヴェネツィアのランドマークでもありますね。
聖マルコの遺体をエジプトのアレクサンドリアからここに持ち込まれたのが829年です。832年、初めてここに教会が建てられましたが、976年に反乱で火災に見舞われ、976〜978年の間に再建されました。
現在の教会は1063年に建設が始まり、1094年に奉献されたものです。
聖マルコは4人いる福音記者の一人であり、その象徴としてライオンがありますので、ヴェネツィアのマークでもある有翼の獅子もここに繋がるんですね。有翼の獅子、無敵すぎてヴェネツィアの人々も誇りに思っていることでしょう。
1204年の第4回十字軍、多くの芸術作品がコンスタンティノープルからヴェネツィアに運ばれ、サン・マルコ寺院はさらに豊かになりました。この教会はイタリアン・ゴシックの影響を受けたビザンチン建築の傑作です。
建物はギリシャ十字(正十字)の平面図です。外観には12使徒が描かれています。また8,000平方メートル以上のモザイクで装飾されています。これらは11〜14世紀の間に作られたもので、聖書の物語を表しています。
入り口からして一々可愛いのよ。これ、土足で上がっていいのって思うくらいです。
もう少し保全の観点はないのかな?ガラスを充てるとかしないのかしらってこっちが心配になります。
煌びやかなモザイクの数々、黄金の景色がとても美しい。
ビザンチン時代(11〜15世紀)に作られた床にある大理石の象嵌細工も綺麗なのですが、どこを観ても感動的です。
主祭壇の裏に回ってみましょう。
アレが待ってます。
パラ・ドーロ!
1,300もの真珠、300個のエメラルド、300個のサファイア、400個のガーネット、100個のアメジスト、ルビー、トパーズが散りあめております。
約3m〜2mの大きな祭壇画はコンスタンティノープルの職人によって作られました。
1,000年以上も前に作られ始め、時代と共に形を変え、これが完成形ですね。
この煌びやかな作品は多くの人が立ち止まり、じっくりと鑑賞されていました。
キラキラしてますね。
今度は中央扉前から上に伸びる階段を登ってみましょう。
ゆるくしんどい💦
ここまでくるとモザイクも近くでじっくり観ることができます。
このカケラの組み合わせが絵になるんだもんな。
すごいアイディアだ。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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