みなさん、こんばんは。
サン・マルコ寺院の見どころがあまりに多くって、私沢山画像を用意していたんですが、ほぼお伝えできないくらいのボリュームでした。
あれもこれもって観て行って、最後に教会を出た時に入り口の上にある円蓋をふと見上げました。
『あ、創世記か』
鮮やかな色合いで作られた作品をボケーっと見上げていたところ、
アダムをまず神が作り、イヴをその後作られました。
エデンの園の有名な一場面ですね。
で、知恵の実を二人は食べちゃって、神様が激おこプンプンになるって流れですが、知恵の実を食べるように唆したのは誰でしょうか?
ルネサンスに入ると絵画の中では蛇がその役割を果たします。
しかしここではその蛇がまだ出てきていません。
一体この時代の人たちはどのように考えていたのでしょうね。
さて、再びサン・マルコ広場へ。
時期としてはカーニバルになります。Carnem Levare、肉を排除するというラテン語から『カーニヴァル』という言葉ができました。この時期は何曜日のなんちゃらとか名前が多すぎて私も混乱するのですが、そんなことをしているうちにパスクワ(イースター)に突入します。
日本語で謝肉祭と言われますが、ご飯はいつも通りガッツリ食べるんですよ。で、カーニバルの最終日から少し大人しくなります。それが復活祭の46日前、灰の水曜日から復活祭の前日(聖土曜日)が四旬節にあたります。
その歴史は古く、約1,000年前、1094年まで遡ります。
今年で言うと3月4日までガッツリ、3月5日〜4月19日まで大人しく、で、4月20日がパスクワだな。
カーニバルの間は仮面を被り、身分を隠すことで誰もが等しくこのお祭りを楽しめるという要素があったとか。
でも今はみんな顔出しが多いですよね。
時代は変わったもんだ。
ハロウィンが日本であんなに市民権を得たのだから、ヴェネツィアのカーニバルも日本人に受け入れられそうなイベントだと思うんだけどな。
でもこれは金かかるぞ。
寒さとも闘いながら楽しむ時期ですから…でも誰かが火付け役になってコスプレやらないのかね。
カーニバルと言えばブラジルのリオも有名ですが、あっちはドンドコ踊りながら全く別のテイストですが、これまた底辺はおんなじもので、四旬節の前までというルールは同じなんですよ。
いくら20年以上イタリアに住んでいるからって、私にとってカーニバルは無縁のもので、1年経つと大体リセットされて何が何だったんだっけ?ってなことになります。それくらいの宗教的行事でございます。
フィレンツェでは子供のいる家庭はそれなりに騒いだりするのかもしれません。
それ以外はそこまで生活に密着したものではないかも。パスクワはちゃんとやるっちゃやるんですけど。
このカーニバルからイースターまでの流れがごちゃごちゃして、なんか忙しいなって思っているうちに復活祭ってのが毎年の私の日常です。
多分今年もそうなるのでしょう。
実はこの段階で結構な不調でした。
そもそも朝から咳が出ていて、ちょっと酷くなってきたくらいの時間でした。
もう集中力も無くなってきて、仮装されている方も月曜日だったし、それほど盛り上がっていなかったのでまぁいいかって少し流し気味だったのは事実です。
でももう少し確認したいことがあるので、体力は温存しておきます。
【15時30分】
ここから少し歩きましょうか。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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