みなさん、こんばんは。
ためいき橋。
1600年代初頭に作られました。
ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋は囚人が最後に見ることのできるヴェネツィアの風景がここにあったことからそのようにも言われています。イストニア産の大理石、バロックの美しい作品。ここから脱出できたのはあのジャコモ・カサノヴァだけだったとか。1755年に投獄されて5年の懲役刑を受けたにもかかわらず、1756年の諸聖人の前夜に脱出したそうです。
またこの橋の下をゴンドラで通った恋人がキスをすると永遠の愛が約束されるとか、もっとハードルが高いのですがサン・マルコの鐘がなっている間にという条件付きだったりとか、何ともこういう験担ぎはどこの町にもあるもんですね。
疲れたな。
もう引き上げようかな。
この日はフィレンツェからバスの不具合により、何とかボローニャに進むことはできましたが、そこから電車に乗り換えてここまで来ました。朝から咳も続いていて、あんま体調はよくないみたいです。
ちなみにボローニャから予約したバスをそのまま待っていたらこんな結果になっていたようです。これは帰りのバスに乗った後に調べたものです。
なんだかんだでヴェネツィアに着いたのは17時を回ったみたい。これ、誰も乗ってないと思う。
しかもトロンケット行きではなく、メストレまでしか連れてってくれなかったんですね。さっさと電車に乗ってよかったです。
途中バールで休憩。
この日初めてのカッフェです。カーニヴァルのお菓子を食べながら一息つきました。
少し遠回りしながらサンタ・ルチア駅を目指します。
【16時47分】
西日が美しいサンタ・ルチア駅に到着。
ここであそこに行くんです。実はボローニャ中央駅に着いた時、友人が『あ、ケンタッキーだ』と言ったんです。
いやいや、私は見ないふりしてたんだけどな。
フィレンツェじゃ郊外に行かないと買えないんでどうしてもこれ見ると食べたくなる。じゃ、フィレンツェ戻る前に食べようかって話になっていました。
一日中歩いたご褒美みたいなもんです。
私が一番ヴェネツィアで行きたかったのはここだったのかもと思う。
夢の国、KFC。ヴェネツィアにここができたのは2014年のことです。
やっぱり調子悪かったんだろうな。
半分も食べられなかった。残念です。
帰りのバス停まで向かいます。
トロンケット島にFlixbusが停まります。ここへはサンタ・ルチア駅から歩いて20分です。ちなみにローマ広場とトロンケットは2010年よりヴェネツィア・ピープル・ムーバーが走っていますのでそれ乗ったら楽ちんです。でも歩いて行ったことがないので確認がてら歩きます。
着いた。
風が強くとても寒い。風が避けられる場所でバスを待ちます。Flixbusからメールが来ていました。バスがいつもの緑じゃないと。自力で探せと。
いつもながらの放任主義です。ま、どうにかなるだろう。
帰りは再びボローニャ経由で乗り換えなしです。問題なければ4時間でフィレンツェ到着です。時間はかかりますが、7ユーロだもんな。文句は言うまい。
バスはフィレンツェのバス会社だった。よっしゃー、絶対帰れるだろうな!
何とかフィレンツェに戻ってきました。
思ったより時間通りに着いた。
ここで総括です。
ヴェネツィアのカーニヴァルは始まって次の週末がいいのかなって思いました。盛り上がるのはさらに次の週末かも。来年はそれを目処に行くつもりです。
それにもう少しヴェネツィアに着くのが早い方がいいですね。日が短い2月ですから早めに行って早めに帰る形がよかったな。
そして風邪をがっつり引きました。
この週は鼻水咳もひどくって、ダウンしちゃいました。
防寒はしっかりしといたつもりなんですがね。
てな感じで今回のヴェネツィアレポでした。
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今回のタイムスケジュール他、旅情報は以下の通りです。(変更含む)
【フィレンツェーヴェネツィア日帰り】
・往復交通費:14,48ユーロ(手数料込み)
・移動距離:片道約270km
・ヴェネツィア滞在時間予定:約7時間半
行き(所要時間:約4時間 実質5時間)
2025年2月17日 07.15 フィレンツェ発ーボローニャでバス不調のため下車。 11.20 ヴェネツィア着 6,99ユーロ
10.10ボローニャ中央駅発ー12.20サンタ・ルチア駅着 14,35ユーロ(ローカル線にて)
帰り(所要時間;約4時間)
2025年2月17日 18.50 ヴェネツィア発ー 23.00 フィレンツェ着 6.99ユーロ
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Flixbus過去のバックナンバーは、
9.トリエステ27ユーロ0泊3日旅
です。次回の第11弾をお楽しみに。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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