みなさん、こんばんは。
今回の旅行です。
【10時50分】
トロンケットからヴァポレットに乗りました。
曇天ですが、前回のような寒い強風があるわけではないので比較的過ごしやすい日になりそう。
位置関係はこの通り。
トロンケットから赤線のような感じでサン・マルコ広場を目指します。途中いくつかの停留所を経由しますが、大まかにはこれ。
本島の内部を走る逆S字である運河、カナル・グランデのルートを選ぶとチンタラチンタラ動いてそりゃ時間食うわよ。この日は日帰り時間勝負です。外側を走る2線を使ってビュンビュン進みます。
ヴェネツィア本島は118の島を412の橋で結び、150近い運河があります。今回は結果論そんなに本島には滞在しませんでした。
ほのかに潮の香りがします。非常に美しい景色が流れます。
途中レガータ(Regata)を見ました。中世から続く手漕ぎの腕前を披露する伝統があり、これを見て民衆達は自分の国の強さに感動したのかもしれませんね。たまたまお目にかかれて得した気分です。19世紀に入るとそれが娯楽としたレースとなりスポーツや観光の一つにもなっていくのです。
【11時22分】
約30分ほどでサン・マルコ広場に到着。奥に見える大鐘楼があるのがサン・マルコ広場になるのでちょっと先ですね。サン・ザッカリーアの停留所で下車。
次に乗る船を確認し、それまで1時間弱の余暇があります。
さらに歩いて先を進みます。
ただでさえ観光客の多いヴェネツィア本島ですが、さらに混雑する橋。
これには理由があって、私たちも進んで見にいきましょう。
途中、フィレンツェでは逆立ちしても拝めない船に乗る軍人さんを見かけたりもしてテンション上がる!
そしておそらくイタリアバレーボール女子代表の人たちも何人か見かけました。
しかしお目当てはその先にあります。
イタリア海軍現役最古の帆船、アメリゴ・ヴェスプッチ号です。アメリゴはフィレンツェ出身の探検家で、15世紀後半から16世紀に活躍した人です。アメリカ大陸も勿論訪れていますし、アメリカ大陸の名前の由来になっただけでなく、フィレンツェ空港はアメリゴ・ヴェスプッチの名を使っております。
すでにセレモニーは終わったらしい。
この船がどうしてこんなに愛されるのかというと世界一美しい帆船とも言われるからです。
3日間、このヴェネツィアでイベントをしていました。この日(3月30日)が最終日。
士官候補生を乗せて世界中をまわる練習帆船がアメリゴ・ヴェスプッチ号。生徒さんたちは勉強しながら世界をまわる中、気候先では平和と友好のセレモニーに参加します。日本には去年、2024年8月に東京国際クルーズターミナルに初入港し、2023年7月から世界31カ国を航海する中、16カ国目のロサンゼルスの後に17国目として日本を訪れています。その後この船はオーストラリアへ向かったとさ。
この船で世界中を回ってるんだ…😵
そしてこのタイミングでたまたま逢えた。1931年に完成した100年弱の歴史がある美しい船。そりゃ盛り上がるわな。
ご覧の通りの大人気。アイドルか、アイドルみたいだ。
この船には一般客もインターネットで予約すれば船の中に入ることもできます。
なるほど軍隊や警察が出てくるのは当たり前です。これまたフィレンツェでは拝めない水上オートバイ・ポリスマーン。
くっちゃべってて、仕事してんのかな?
ショップも出ていて、限定グッズが売られていました。
これらはネット販売もしているようですよ。
いちいちイタリアはオシャレで素敵な国だと再認識。
こういうイベントは平和を祈る象徴として世界中を回りながら、そしてイタリアの各港を回って国民に愛されていることがよくわかりました。
おっと、そろそろ私たちの船の出発時間です。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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