みなさん、こんばんは。

今回の旅です。
さ、時間がない!
カーヴァの井戸へ向かいます。
法王クレメンテ7世の意向によりエトルリアの痕跡を生かして作られました。エトルリア、中世、ルネッサンス、それぞれの時代の遺物がみられる9つの洞窟からできています。そのうち特に目を引くのが当時、陶器を焼いていた竈門を見ることができます。エトルリアからって、どんだけの時代をかけてお使いなのか、物持ち良すぎる!
この日は月曜日でしたのでここの施設はお休みです。わかって来たんだからそりゃ仕方ない。
カーヴァの井戸前の緩やかな上りを聖アンドレア教会方面へ進みます。ここの石畳はとても舗装がされていて、綺麗で歩きやすいです。
そしてなぜか車の通りが多いのはなんでだろう?人の数より恐らく住んでらっしゃる車っぽいです。そして細い道では切り返ししながら車を通りに出します。あ、思い出した!以前もそんな話したことがありました。よく上手く運転されますよね、日本人もビックリのテクニックです。
あら、また井戸。
駐車場らしき場所のど真ん中に趣のある井戸がありました。名もなき教会、名もなき井戸、名もなき彫刻、名もなきフレスコ画。
イタリアそれぞれの町の中に溢れています。
ここは高台だからお水は大切なんでしょう。
そして聖アンドレア教会のあるレプブリカ広場に戻ってまいりました。コルソ・カヴールを通っていきます。
再びモーロの塔が見えて来ましたが、ひたすら真っ直ぐ歩きます。
もひとつ井戸に行かないと。
横道も趣があってオルヴィエート、いい所ですね。
泊まったことないけど、ゆっくり過ごしてみたいって思いました。
このコルソ・カヴール通りを真っ直ぐ進むといきなり木々の通りに出ます。
これも素敵でしょ。
そしたらフニコラーレが出てきます。ケーブルカーですね。ナポリじゃないけど、フニクリ・フニクラを歌いながら、ここもスルー。
電車で来た人はここでケーブルカーのチケットを買って上まで登ってくることになりますね。バスでも上まで来れます。
このフニコラーレの隣にサン・パトリッツィオの井戸のチケット売り場があります。井戸までいっちゃったら戻ることになるので、ここで買っときましょう。1年有効35ユーロのオルヴィエートカードを持っている人は必要ないです。
ちなみに景色はこんな感じ。電車の線路が見えますね。
そしてカーヴァの井戸のチケットを持っている人は4ユーロの入場券が2,50ユーロで入れるとのこと。もちろんチケット売り場で提示してサン・パトリッツィオの井戸のチケットを買わないとダメですよ。いずれにしても一々安いな。オルヴィエート凄い!
これがサン・パトリッツィオの井戸です。
ルネッサンス期の傑作。1528年に法王クレメンテ7世の命でアントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョーヴァネ(若い方だからイル・ジョーヴァネと名前についています。彼の叔父さんも有名な建築家なのですが、彼と同姓同名なので叔父さんの方にはイル・ヴェッキオと名前について区別されます。どちらもフィレンツェ出身の建築家)によって作られました。深さ62m、各248段の相反する2つの独立した螺旋階段によって、下りと上りが交わることなく井戸へアクセスすることができます。
どこかでこの井戸の記事を載せた覚えがあるが見つからん。いずれにしても素晴らしいのでぜひ行かれてみてはいかがですか?
現在のオープン時間は拡大して見てください。時期によって変わりますのでご注意、でも毎日オープンしてます。
クリスマスも元旦もここの井戸に入れるってのはなんか、凄いな。
あー。いい景色ですね。
ちょっと最後は駆け足になっちゃいましたが、オルヴィエート編はここでおしまいです。今回紹介したのはほんの一部で、見どころはもっともっとある所です。ぜひこんな素敵な場所でのんびりして見てください。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、