みなさん、こんばんは。
バスに乗ります。
この前乗ったから、余裕だよー。タバッキで片道1,50ユーロのチケットを買う。平日60分、休日240分が乗り放題という素敵なシステムです。どこかに行くとして往復で3,00ユーロですね。ところが1日券だと3,35ユーロなんです。悩ましい。なぜか悩ましい…
車に乗って行くワイナリーもいいですが、バスなら気軽にお邪魔しようかなって思えますよね。
今回のワイナリーは前回トリエステに来た時にインフォメーションセンターで教えてもらった所です。別案として、もう少し遠いところに電車やタクシーで行く案もありましたが、残念ながら断られたりして上手く行かずにいたのです。結局教えてもらったワイナリーでお世話になろうということになりました。
バス停はメルカート・コペルトの道路挟んだ前Via Carducci 39です。
40番のバス、13時58分発で行きます。トリエステはバス網がしっかりしていていいですね。ある程度のところなら初心者でもギリ使いこなせそう。勿論下調べしないと私にはバスって難しいことが多いです、これはフィレンツェでも然り。バス自体は日常で乗りませんからどこまで行っても慣れない上に、おっちょこちょいだからやらかす可能性もある。ところが今回は団体戦です。仲間で助け合いここまで辿り着く。イイね〜🤣
大きな遅れもなくバスがやって来たので乗ります。次の停車駅が電光掲示板で流れるのでグーグル先生と共に道を追います。
どうやら20のバス停を越えるそうです。それでも順調に進んでいきました。
バスに乗ったら打刻をしてね。だいだい色のやつでガッチャン。
これをしたら一安心よ。あとはバス停もわかってるし余裕だぜ。
20分強くらい乗ったかな?着いた。
工業地みたいな、住宅地みたいなところを通ってて、ハテ間違えたかね?って思うような風景が続いていて、いきなりよ。いきなり目的の停留所に停まったかと思ったらねー
なぜかビジターセンターのあるところでした。
てことは観光客がそれなりに来る場所?いいね、いいね。これでいいんです。
さて、今回の目的です。
オスミカとかオスミザ(Osmica, Osmiza)というイベントが行われているらしい。知らん。
osemは8を意味するものです。スロベニア語のOsmica(発音;Osmiza)の由来の言葉です。ワイン、卵、ハム、サラミ、ベーコン、チーズなどの典型的な食品とオイルやピクルス、時にはその地のデザートがつき、ワインと楽しむものらしい。
歴史で言えば、カロリング朝の初代ローマ皇帝であるカール大帝の時代に遡りますから9世紀のことですよ。
フランク王国の一部であったここの農民たちがワインを直接販売することを許介していました。その習慣を1784年にハプスブルグ家のヨーゼフ2世が自家生産のワインを量り売りで8日間売ることを許可しました。その8というのがスロベニア語のOsemに由来しているとか。
それぞれのワイナリーでOsmizaをするのは期間が違うようです。春と秋にやったりやらなかったり。なんとも緩いお話です。
ちょっとわかりにくいかもしれません。
要するにワイナリーでワインとそこで採れたものやサラミ、チーズなどで楽しむ特にこれと言ったものではないのです。
でもそれがいいじゃん。しかも期間を決めて営業する謎のスタイルも歴史とか入れちゃうと重みがそれなりに増します。
楽しむだけでいいのです。それがバカンスです。
初オスミザだな。ワクワクするな。
大体予想はできるが、それでも盛り上がるんですよね。
その模様は次回。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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