みなさん、こんばんは。

ガッリーポリからレッチェに移動します。
ガッリーポリのアパートからタクシーで鉄道の駅まで行き、そこから電車に乗り、さらにレッチェ駅まで2時間(5ユーロ前後)、そしてレッチェのアパートまでタクシー乗るならハイヤーで行ってしまおうということになりました。荷物が多いのと意外にワインが残っていたので車が一番です。しかも1時間かからないでアパートまで直行。楽できる時はするのです。
最後までお世話になったマルコに感謝。
とても楽しい日々を送ることができたのも彼のおかげかもしれません。沢山の人との出会いもあったし、知らないイタリアを発見できて満足ですが、計画通りに当たり前ですが進めます。レッチェのアパートで友人と合流し、早速ワイナリーへ向かいます。
レッチェの中心街から約11km、車で20分くらいでしょうか、カンティーナ・ペトレッリがあります。カルミアーノという地域です。
家族経営のワイナリーで3世代に渡って受け継がれています。アドリア海とイオニア海に挟まれた肥沃な土地で、ワイナリー初代であるパオロ・ペトレッリは個人的にワインを作っていたくらいの規模でした。この地域はどこもワインを各家で作ったりしていたそうです。2000年より息子のジョヴァンニが受け継いで事業として大きく形を変えていきました。ジョヴァンニには娘が二人いて、キアーラとサラが父を助けて盛り上げます。伝統を忘れることなく新しいアイデアと現代的な感覚をワイナリーにもたらしています。
私たちを出迎えてくださったのはサラちゃんでした。
ワイナリーの葡萄畑や醸造所も見学します。このワイナリーはワイン用ブドウの生産に特化しています。当初はタバコを栽培していましたが、1970年代半ばにブドウの栽培を開始し、数年のうちに敷地全体は美しいブドウ畑に覆われました。生産量こそ大手のものには敵いませんが、ワインへの想いは伝わってくるものがありました。
ワイナリーの本社は古くから由緒ある場所にあります。1850年に建てられ、1920年にぺトレッリ家が購入したカントリーハウス兼夏野別荘(Tenuta Fondo della Chiusa)。実際には個人の邸宅であったにも関わらず会社のシンボルとなっています。古い農園の厩舎は現在テイスティングルームとして利用されています。
主にプリミティーヴォ、ネグロアマーロ、ヴェルデカなどでワインを作っています。私はガッリーポリのワイナリーCoppolaでプリミティーヴォに感激し、プーリアすげーって思っていたところ、ここの地域ではネグロアマーロ種の方が歴史がありポピュラーだと伺いました。
ロゼも素晴らしい。
このような小さなワイナリーはどうか頑張ってーって思うのです。
お爺ちゃんのパオロ、父ちゃんのジョヴァンニ、そして娘のキアーラとサラ。
いい写真ですね。実はここのワイナリーに行くことを決めたのは前日でした。中途半端に時間が勿体無いよねってことで。
この出会いも嬉しかったし、電話対応とワイナリーの案内諸々を受けてくれたサラちゃんが抜群に感じが良かった。お父ちゃんのジョヴァンニともお話しする機会があり、父娘揃って人柄の良さが溢れてる。ワイナリーを後にするのに足がないのを知って、父ちゃんこれから出かけるからついでに今から車で送ってこうかとありがたいお言葉。もう少しここに居たかった私たちは車を呼ぶから大丈夫とお伝えしたのです。
量り売りのワインを購入しにくる地元の人たち。
なんかすごい景色でワインを売るサラちゃん。これに友人が感動し、気になる気になるとうるさい。相当テンション上がったんだろうね。一つ3リットルと5
リットルのプラスチックの入れ物があって値段もリットル1.50ユーロ前後です。そりゃ売れるわ。
そんなこと言うから一発買ってみようかと3リットルのプリミティーヴォをお願いしました。手慣れた様子で入れてくれます。
リッター1.60ユーロで恐らくケース代も入れて丁度5ユーロ。
圧巻です。醤油か胡麻油にしか見えん。
タクシー呼んでもらっておうちに帰ります。
お腹は空いてないのでワイナリーでのテイスティングとのコンビネーションのおつまみの残りを持ち帰らせていただき細々と宴会です。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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