みなさん、こんばんは。

レッチェのアパートです。
ベッドルームX2、バスルームX2、キッチンとリビングとテラスがあってここにしましたが、あるあるだけどエレベーターがない。2階(日本で言う3階)まで荷物を持っていくのが大変です。それでも狭いホテルの滞在があんま好きでない私はそれなりに満足しました。
キッチンは結局使いませんでしたが、何部屋かあるとのんびりできるもんです。
まずはバールに行きましょう。
人気があるらしいバールへお邪魔。
朝から沢山の人たちでもりあがっています。プーリア州は『イタリアのカリブ海』と呼ばれているそうな。何もそんな例えをしなくてもいいのにね。
エスプレッソ、アーモンドシロップを使っためちゃ甘いカッフェ・レッチェーゼというアイスコーヒー。伝統的なサレルノの飲み物です。伝説によるとこの飲み物は15世紀初頭、イベリア半島からオートラント港に入港し、イタリアに伝わったと言われています。このカッフェは瞬く間にサレント地方とイタリア全土に広まり、アーモンドが加えられたことで今日レッチェで愛されている独特のカッフェが誕生しました。
言い伝えによると猛暑をしのぐために氷とカッフェをブレンドするというアイデアを最初に思いついたのは地元の焙煎会社『クアルト・カッフェ』のオーナー、アントーニオ・クアルタだったそうです。氷は小さく不規則な形に砕かれ湯気のたつカップに直接入れられ甘味が加えられました。
それから何年も経ちましたが、この技法は大きく変わっていません、
アーモンドミルク、これがポイントね。あっまいの。
そしてレッチェのお菓子、パスティッチョット。1745年、サレント地方のパティシエ、アンドレア・アスカローネの創意工夫によって偶然に誕生したと言われています。パスティッチョットはレッチェ発祥の伝統的なデザートと言われており、その歴史は18世紀まで遡ります。地元のパティシエたちがレッチェの貴族や中流階級の人々の舌を喜ばせるために作られました。
サクサクとした香ばしい生地で美味しいクリームを包み込んだものです。
伝説によるとあるパティシエの家族は経済危機から逃れようと新しいレシピを試してみようと考えたそうです。
定番タルトを作るために何度も試行錯誤を繰り返したにもかかわらず材料が不足していたためパティシエは残ったペストリー生地とカスタードを適当に混ぜ合わせました。そしてこの名前の意味が無秩序とか混乱というものになります。
甘いから沢山食べられないし、かなり重い。
でも売れているのでやっぱりレッチェの代表的お菓子なんでしょうね。いろんな味があるから是非お試しあれ。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、