イタリアのピッツァっておいしいですよねー。
じゃあ、イタリア来たからピッツァ食うかぁ、って方も多いのでは??
そこでよく訊かれるピッツェリアで働くイタリア人のハテナ。
「ナンデ、日本人ハピザ屋ニ来テ、フタリデ1枚のピザ食ベテ最後ニ”カプチーノ”ヲ飲ムノ???」
うん、怒る気持ちはよーくわかる。みなさんはわかりますか?
まず、ピッツァとは安価な料理ですよね。
それを一つのテーブルで二人で一枚っちゅーのがブー。
同じく一つのテーブルを使うなら、二人で三枚食べるアメリカ人のほうが店としてはウレシイ。
時間と集客ののロスにもなる。
こっちは残すのが流儀だから(料理を残されると、店側としては「してやったり!」ってほくそ笑むんだって)、
日本人の感覚からすればトンチンカンだけど、残してでも一人一枚は頼んだほうがいいと思います。
もしくは一人がプリモ(パスタかピッツァ)でもう一人がセコンド(肉料理など)を頼んで二人で分けて、なんとなく金額的にトントンって形なら、店側もびっくりしないかも。
そして二人で一枚のピッツァを食べた後、最後にカプチーノなんぞ頼んだらそりゃ店は仰天するよね。
カプチーノって飲み物は、朝食や食事の間の小腹が空くたとえば10時とか3時とかにいただく飲み物。
おなかを膨らませるような効果をねらうドリンクです。
二人で一枚のピッツァを食べて、周りは「あー、お腹空いてないんだなー」って思ってたらカプチーノ頼まれた!なんじゃそりゃー。って思うのは当然。
こういう暗黙のルールを破ると、「いいや、日本人なんかうちに来なくったって」っていうピッツェリアがあってもおかしくないです・・・
明日来る日本人のためにも、できるだけスマートに食事はとりましょう。
それでも納得できない方は、テイクアウトをオススメします。
どこのピッツェリアでもテイクアウトはできますし、テーブルチャージも取られないから節約できますよ。