みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
ボケーっとしてたら10月も終わりかけてますね。てことは今年もあと2ヶ月か。
速い速い!こうやって人はどんどん歳を取っていくんだ。もう私は半世紀生きた、だからこそ適当に生きたいんですが、世の中はそんな簡単にしてくれなさそうです。
ガイドの免許は国家試験で、泣きながら勉強してなんとか手に入れたライセンスですが、去年末の国内ガイドの観光省統一登録により大晦日まで多忙でバタバタしながら、イラッとしてたけど1月10日の期限までにやったことを思い出します。この時点でなんだか私の中でちょっとしたモヤモヤもあったりしました。
今年の初めからガイドの門戸がまた開いたようで、来月中旬には試験があるんだとか。お仲間が増えるんです。ガイドになりたい人の応募は3万人とかって、随分増えそうですね、合格したら。
調べてみると現在イタリアの公認ガイドは14,000人以上いるんだと。うちトスカーナ州だけで4,000人近くだそうです。
ここに来てガイド間で話される『50時間問題』はその登録日から3年以内に50時間の再勉強をすることが義務付けられ、さらにそれを怠ると免許を剥奪されるとか。なんとも迷惑なルールです。これは毎3年行われるとのことで、日々忙しいガイドさんが果たしてやり切れるものだろうか。そしてフィレンツェでそのコースを行う学校がどれだけのキャパでやっていけるのかも疑問です。でもこのように観光省のHPに入ると書いてあるんだからへー、やるんだって思った。同僚ガイドによると試験という逃げ道もあるらしい。試験を受けて合格したらその50時間は免れるらしいぞ。
いずれにしてもコースがどこでやるのかも不明、噂ベースでいろんな情報が錯綜しててさ。
もうそういう面倒臭いのが嫌で、やるんだったら私もやるさ。でも『らしい』とか『っぽい』よとかここ数週間で情報錯綜の波に揉まれ、
もーいい!!
って思うの当たり前でしょ。
馬鹿馬鹿しい。
3年のリミットはすでに1年経ちました。あと2年の間に50時間の再勉強か試験ってことになるのかな。
同僚の中では、3年目に適当に辻褄合わせるのがいいだろうと言っていて、私もそう思ってる。どうにもなんなかったらもうガイドやんなくていいやーとも思ってる。なんなん、このイジメ。どこでやるのかも全然情報で上がってこない。
市場のおばちゃんに舵切ってもいいかね?ガイド辞めてもいいよ、こんないい加減な条例。
こちらもよろしくお願いいたします。
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
サン・ジミニャーノでーす。
すっかり秋めいてきたのはどこも同じね。でも高台から見えるトスカーナの田園風景はやはり素晴らしい。何度ここからご紹介したことでしょう。オリーブ畑、ブドウ畑、そして糸杉がザ・トスカーナの景色です。
いくつかの木は紅葉していて、ここでの楽しみの一つです。
しょっちゅう行っているから、どこが綺麗なのかも知ってる。少しずつ紅葉するグラデーションも見守ったりして一人で盛り上がっています。こう言う時に日本人で良かったって思う。春の桜を愛でるのはもちろんのこと、秋の紅葉も日本人なら観てほっこりしますもん。
紅葉だけでなく、少し色褪せた葉っぱも好きよ。
要するに植物って四季を彩るそれぞれの瞬間はその時だけのもの。植物の名前なんて全然知らないのよ。でもいいなって思えればそれでいいじゃん。
さ、城壁内のサン・ジョヴァンニ通りを歩きましょう。
目抜き通りは沢山のお店があってお買い物にも適していますが、先に観光して最後にショッピングがいい。お荷物になっちゃうもんね。
素敵な陶器屋さん、郷土の食料品店、キッチンを彩る布のお店や、革製品、地元の石を使ったお店などもあります。
そんな中、この前お客さんに教えてもらった。
この革製品をね、BTSがやってきて購入したんだって。私は疎いからへーそうなんだくらいだけど意外と高価だったらしくお客さん買うの諦めちゃったのよ。
で、せめて写真だけでも撮らせて欲しいって言ったらお店の人にNGを出されたんだと。そりゃ仕方ないかもしれないが、これくらい離れてたら撮れるもんよ。このシリーズ、フィレンツェの中央市場界隈のお店でも全然手に入りますんで、サンジミ行かない人もゲットできるっしょ。
で、いつものジェラート屋、ドンドリ。ここに来たらまず味わえとマスト級のジェラテリア。
この行列でも仕事の早い彼女たちは待ち時間を作りませんのでご安心ください。
しばらく南イタリアの夏休みをお届けしてた事情でお伝えできなかった私が食べたジェラートよ。ちゃんと食べてるんです。
甘いのが苦手なのは長年読んでいる方はご存知でしょうが、証明画像です。
ヴァニラとティラミスだな、多分。
今年は随分甘いものを攻めた気がします。
これはピスタチオとアメデイ。アメデイはピサの有名なチョコレート屋さんです。それを使ったジェラートも実は私のお気に入り。
ピントが合ってないけど、アメデイとなんかのジェラート。
食べてるでしょ!そうなのよ、食べてんのよ。
ジェラテリア・ドンドリがあるチステルナ広場の隣のドゥオモ広場。
ポデスタ宮殿のしたのアーチ内は修復なんぞでしばらく立ち入り禁止でしたが、ようやく開放されています。よって、私がいつも気にかけていた
サンジミのおじいちゃんも定位置に復帰!
いつもの風景が戻りました。万歳!
こちらもよろしくお願いいたします。
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
月曜日が始まりました。寝ても覚めても仕事かーい!
随分遅くなりましたが今年のオリーブオイルのご紹介です。
トスカーナ州ボルゲリのオリーブオイルが届いて早2週間、注文販売いたします。
他の地域のオリーブオイルはまた納品したらご紹介していきます。
Olio Extra Vergine Olio d'Oliva
ディヴァイラ Di Vaira(Bolgheri, Toscana)
500ml 22,50euro(瓶830g、缶550g)
750ml 27,50euro(瓶1150g)
1000ml 38,50euro(缶1050g)
海の近くにあるボルゲリのワイナリー、アレッサンドロのオリーブオイルです。
今年は量が少なかったそうです。
金額は去年と同じです。
日本への送料込みのサンプル金額です。これでよければそのまま承ります。
500ml缶X6 204ユーロ(送料込み)
1000m缶l X3 184,50ユーロ(送料込み)
500ml瓶X6 219ユーロ(送料込み)
750ml瓶X6 263ユーロ(送料込み)
他のワインやバルサミコ酢、トリュフ、それ以外の購入をお望みの方はメールにてお伝えいたします。
本数など変更がある方も是非お問合せください。
お支払いはカードで。
ご注文・お問い合わせ
nagisamiyamoto@hotmail.com
angolo.dei.sapori@hotmail.it
どしどしお待ちしております!
こちらもよろしくお願いいたします。
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
フィレンツェでーす。
今朝8時のドゥオモ広場って、人いねー。全然いねー。
実は昨夜はサマータイムが終わった日ですが、夜中の3時が2時になった。
3箇所くらいから気をつけろメールが来たからスマホが調整するのにって思っていた私は逆に心配になった。結局3時の時計で2時に戻るのを見て安心して寝た次第です。肝小さいし、情けないがそんなもんです、私の器なんて。
今日はウフィツィ美術館に行きます。
まだ開館前ですから人もまばらですね。
これ、今月半ばの画像。
3番ゲートのものです。実は10月14日よりチケットとブックショップの業者が変わりました。これにより、予約システムも入場も売られている商品も変わったんですね。今までと全く違うものとなりました。よって、この日はもう大混乱で入場が予約で1時間とかかかり、本当に困ったものです。
フィレンツェムゼイ(今までの業者)のチケットもこの日でさよならだ。
私はついつい撮っておきました。
今日の3番ゲート閉まってんなって思ったらただ朝が早かっただけでした。
間も無く開いた。でも3番のマークは無くなったね。
もうなんのサービスをしているのかわからん。
これは噂によるとヴァチカンとかコロッセオと同じ業者らしく、転売をなくすためらしいです。
これで完全に消せるらしいぞ。色々迷惑かかったが、てか、今でもかかってるがそれなら甘んじて受けるしかない。
混乱しているのはまだまだっぽい。けど一度お仕事して、
もう一度この地に戻る。デジャブに見えるかもしれんが、もう一回転する。
頑張れ、なぎさ。
ちょっと時間があったから今日のヴェッキオ橋をお裾分け。
再びお仕事終えて無事帰宅です。
日曜日も働いたぜ。
明日も仕事が待ってます。なんか働いてばっかりだ。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ。
雨が降ったり止んだり、どっちつかずのお天気でどうにも傘が手放せません。幸運なことにここずっと気温が落ち着いているのでそのうちグッと下がったら調子崩しちゃうやつ。
昨日はパッとしない1日でしたが、蓋を開けたら今日はいい感じでお店を閉めることができました。毎日こればっかりはお天気のようにコロコロ変わって慣れるもんじゃありません。
さて、今年もこれがやってきました。
お店のお誕生日です。いつもその日に祝うことができなくて、大体ずれ込みますが今回もかなり遅れてのお祝いになってしまいました。今年のケーキは例年通りのSieniにお願いしました。去年は浮気してピッツァのケーキをPizzeria Da Micheleで作ってもらいましたが、それはそれで素晴らしかったです。去年の模様は
こちらにて。
実はこのシエニというパティスリーですが、100年を越す歴史あるお店でして、しかもフィレンツェのケーキ、ズッコットの復活したレシピを持つお店もあります。ズッコット(Zuccotto)はベルナルド・ブォンタレンティが16世紀、メディチ家のために発明したケーキですが、一度人々から忘れられました。それを復活させたのがこのお店。時は20世紀半ばのことです。
そんなズッコットを今回のケーキに選んだものの、なんと今年の5月にオーナーが変わってしまったのです。シエニが全く内容が変わってしまったんならここで頼みたくないなと思っていましたが、9月に直接若きオーナー、ロレンツォと話し合って今年のケーキを作ってもらうことを決めました。
でできたのがこれ。
よくわからないでしょうね。私たちもポカーンでしたから。でもなんとか屋号と年齢を入れてほしいリクエストは無理くりやってくれたらしい。
うちのお店は16歳になりました。人で言えばイタリアではちょうど義務教育が終わる年齢です。それから排気量の大きなバイクに乗れるのもこの歳らしいです。随分大きくなって私も感無量ですが、よーく見るとよ、ん?????
うちの屋号『L'Angolo dei Sapori』、ちょいと訳せば『味の曲がり角』という演歌調なネーミングなのですが、何かがおかしい。
『L'Angolo dei Sapore』とガッツリ描かれてて全員苦笑い。
私思い出しましたよ、昔ね、知人がお亡くなりになってお葬式に司祭が故人の名前を間違えたチョンボ。
その前のお葬式の人の名前を呼んじゃったらしい。あれは笑えないけど、今回のは仕方ないか。
でもイタリア語を勉強している人ならdeiときたらSaporeではなくSaporiとなるのはわかるだろうに。
『多分、外国人のパティシエが描いたんだろう』
でしょう。
数字の16も読めるかどうかって感じだけど、ご愛嬌ということで、上に乗っているマジパン見たいのを剥がしてみんなで食べた。
来年は平べったいケーキを考えよう。ドーム型のケーキに描くってのが無理な話だった。
日本のケーキ屋さんだったらもっとスマートにやるかもしれないな。私が来年はクッキーの上に描くか。
それも加味して来年のことを考えて鬼に笑われる私です。
お店、お誕生日おめでとう。
満16歳を迎えられて私も心から嬉しく思っています。
皆様にも心より御礼申し上げます。このような小さなお店がなんとかやっていけているのも皆様のお陰でございます。
来年の17歳に向けてより店のスタッフ一同頑張って参ります。
おめでとう、ありがとう。
今夜はサマータイムが終わり、夜中の3時00分が2時00分に変わります。
どうぞ旅行中の方はご注意ください。
では良い日曜日を♪
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、