みなさん今晩は
犬の散歩はみなさんご存知だと思いますが、猫の散歩は見たことがありますか?
以前私がフィレンツェに住み始めた学生のころ、近所の公園でリードにつながれた猫の散歩を見たことがありました。
あまりに不自然で、あまりに不可思議で今となっては夢でも見たのかと思ってしまうくらいです。
しかし、今日見てやっぱりこれは存在していたんだと。
それは中央市場で起こりました。私も初めて市場で見たにゃんこです。
私は実家に猫がいます。猫の散歩なんて聞いたことがない。
だいたい言うことを聞かないし、そういう類のペットではないからです。
さとちゃんが呼ぶんです「来てください」って。
うちの店の横で猫が散歩されているんです。

まさかまさかのにゃんこがそこにいるではないですか!!

にゃんこの名前はラーギといいます。オスの4ヶ月。
アイドル顔です。ポーズもなかなかサマになっている。
飼い主さんは猫を3匹飼っているそうですがそのうち一番若いのがこのラーギ。
他の2匹はこの形で散歩できないらしく4ヶ月という若いうちからこのお散歩を慣れさせようとしているんだな。
さて、うまくいくのだろうか?相手はネコだ。

お、なんだかのろのろ歩いている、だいじょうぶか?

あ、止まった・・・やはりの結果。
飼い主さん、がんばってラーギを説得したものの・・・

あらあら、戻ってきちゃった~
ネコ散歩の道は遠い。がんばってねぇ。
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みなさんんこんばんは

スウェーデンからスダさんが来ました。
スダさんは森林関係のお仕事についていてスウェーデンを基点に世界中に出張し、時々フィレンツェにもお仕事でいらっしゃるお客様です。
今回はオーストラリア人の彼女レアンさんと登場です。
オーストラリアに行っていたということでお土産をいただきました。

「カンガルージャーキー」
なんともインパクトのあるお土産。
スダさんのユニークなお土産は前回の「トナカイサラミ&ハム」に続く私好みのセレクト。
本当に頭が下がります。
カンガルーはオーストラリアでかなり増えてしまっていて、食用にすることで頭数を減らす方向に動いているんだとか。
トスカーナで言うチンギアーレ(猪)、日本で言う鹿のようなものか?
オージーはグリルで食べたり、シチューにしていただくそうだ。シチューはうまそう。

みんなで食べてみる。味は鹿っぽく、脂身の少ないちょいクセのある味ですが悪くない。
できることならいろいろ食したい!そんな私に確実に答えてくれるスダさん、どうもありがとう!!!
カンガルー、完食させていただきました。
おいしかったです!!
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みなさんこんばんは
友人Fが日本から来て、お昼ご飯に付き合ってもらったんです。
私は麻婆豆腐が好きなのですが、そのお店に行きたかったんです。
そしたら15時半で昼時間が終了、シエスタに入ってしまうと・・・ガッカリ。
隣の中華でいいやと入りました(こっちの店はシエスタがなかった!)

この店もなかなか新しい店です。
先月あたりやっと看板ができたくらいですから。
で中に入ると中華が勿論あるわけですが、おすしもあるんです。
友人Fは職業上海外ばかりにいるので私が日本食を食べたいといっても気を悪くしない、
有難い存在です。
今回マーボーは封印します・・・

枝豆2.5€。まあまあかな。
(ちなみに写真にはありませんが別にワカメも頼んだんです。三杯酢かと思って食べたらニンニク味でした。びっくりしたぁ)

マグロ握り10貫10€
値段も味も普通。特別まずくもないし、手軽な値段なので立ち寄りやすいかも。

あと、握りとお刺身の盛り合わせ18€
うん、普通。
この店はVia S.Antoninoという通りにありまして、中央市場前のVia Ariento通りと交差しています。S.Antonino通りは最近中国化しておりまして、中国人がどんどんお店をオープンしているゾーンです。
私たちが今回立ち寄った中華(兼日本料理)店は実は二つのお店なんです。Via S.Antoninoと交差するVia Faenzaに日本料理店があり、角を曲がるとVia S.Antoninoの今回言ったお店の入り口となっています。この二つの店はL字型でつながっていてL字の角の部分に厨房があると思ってください。で、どちらの店に行っても中華も日本食も味わえるというカラクリです。
厨房を二つのお店で一つ使うということでコストダウンに成功。残ったおすしはお家にお持ち帰り。みんなでおいしくいただきましたとさ。
次回はぜひとも並びの中華で麻婆豆腐いただきます!たまたま日本人の方がその店から出てきて自転車の鍵を外しているとき、その日本人の男の子に「ちょっとここのマーボー美味しいって聞いたんですがどうですか?」って言ったら「ちゃんとしたマーボーですよ」となんて期待をさせる回答!!!
リベンジ間近。
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みなさんこんばんは
フィレンツェの今日の朝の気温、マイナス6度。
さみーなと思っていたがいよいよクリスマスまで一週間。

当店は控えめな装飾で抑えています。
今日は日本のテレビ局が市場に来ました。
恐らく、恐らく、恐らく今までの市場に現れた日本の有名人の中でこれほど私が興奮したことがあっただろうか?
私は実はゆるキャラが好きです。ひこにゃんが好きです。

お店にも友人が買ってきてくれたひこにゃんが鎮座しております。
招き猫代わりに置いているのですが・・・
うちのお店の十字路にある柱の前でみかんを食べる男の人、そこでカメラを回すクルーの方、スタッフの方々。
あー、またどっかからきたんだなぁと思っていたのですが・・・
お店の前を通ったので「こんちわ~」と声を掛けてみました。
珍しく反応してお店の中に入ってくれるじゃないですか。
で、うちでワインを1本開けてみんなで乾杯したんです。
開けたのはCAVARIELINOのrosso di montepulcianoのriservaでした。
何の撮影だかぜんぜん知らなかったのですが、とてもみなさんの感じがよかったのでお話させていただきました。
そしたらプロデューサーの方らしき恰幅のいい(でも下戸の)男性がそのカメラに映る人物について教えてくれました。
「くまモンの生みの親、水野学さん」だと。

!!!!!くまモン!!!
あのくまモンを生んだのがこの方とは!えらい事になった。そんじょそこらの人なら驚きも感動もしないが、この方がくまモンを誕生させたなんて、驚きが隠せない!
長いものに巻かれてしまった。
うちにおいてあるひこにゃんをみて、ライバルだと言っていたから出身地に何か有名なキャラクターがいるのかと思ったがとんでもない、彼自信がその親だったのです。2011年ゆるキャラグランプリ王者とあるが、王者にしては迫力はかなり掛けるくまさんである。
よく聞くと、日本テレビの「アナザースカイ」という番組だそうです。

あ、いけません。自分の家族親戚がテレビで私を見るのは嫌いなのでいつの時間帯の番組かと聞くと23時だといいます。
これはうちの家族、親戚一同は寝ていて見てないと確信したので撮影に同意したのです。

水野さん、くまモンを書いてくれるというのです。
で、せっかくだからお店の名前も入れてもらいました。

せっかくだから写真も一緒にとってもらいました。
とても親切で感じがよくって、ありがとうございました。

書いていただいたものは額に入れて店頭に飾ることにしました。
このテレビ班はすごく自然に撮ることを考えているんだなぁと思いました。
番組によっては無理のある会話を求めることもあるそうですが、この番組はとても好感が持てました。
この前のテレビ番組もそうでしたが、日本人のお店だからってむやみに避けることもなかったし。
すごく素敵なひとときをすごすことができました。
わたしとさとちゃん、大興奮の一日でした♪
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みなさんこんにちは
10月に経験した目からウロコ情報を載せたいと思います。
この日の前日はお客様がパスポートの盗難被害にあってしまい、
(悲しいかな、ヴェネツィアのホテルの朝食会場でバッグを持ってかれたのだそうです)
その付き添いでミラノの日本人領事館へ行ったのです。
朝フィレンツェを発ち、9時前にはミラノ中央駅に到着。その足で領事館に行きすぐに手続き。
次の日(11月1日)がイタリアでは祝日でしたので、当日発行、さらにご丁寧に12時には仕上げていただけるという有難い配慮まで。
ということで私とお客様、3時間ほど時間をもてあまして2時間ほどバールでお話していたのですが、そろそろ帰りの切符を買おうとミラノ中央駅に戻ったところ・・・
チケットが売り切れ!?
んなバカな!しかしよくよく考えるとこの日10月31日は木曜日、明日金曜日が祝日、で土日と続くってことは・・・
ポンテじゃん!ポンテとはPONTE(橋)という意味で、祝土日を使った連休のことをいいます。木曜日お休みをもらうと4連休になるということで観光客だけでなく、イタリア人も旅行のために民族移動するんです。
(私は逆に仕事が入る。みんなが遊んでいるときに働くお仕事ですので・・・)
冗談抜きでユーロスターが全滅。その日のうちにフィレンツェに戻ってお客様をグループに合流させなきゃいけないのに~
ミラノーボローニャ(フィレンツェ行きの手前の駅)までなら空席があるが、ボローニャーフィレンツェが満席、トホホ・・・
お客様の前でバタバタする訳にはプロとしてできません(実はどうにかなると思っていたので内心は余裕でした)。
その足で今度はPiazza Garibaldiの駅に移動しました。理由はユーロスターがないならITALOという別会社の新幹線を利用すればいいだけなので。
ところがまたしても全て売り切れ。

これにはさすがに参った。とりあえずINTERCITYの空席を探す。INTERCITYとはEUROSTARより停車駅も多く、所要時間もかかります。日本で言うEUROSTARが「のぞみ」だったら、INTERCITYが「こだま」みたいなもんでしょうか?
で、そのINTERCITYの立ち席がまだあった。EUROSTARは1時間40分でミラノーフィレンツェを結ぶが、INTERCITYは4時間ほどかかる。フィレンツェ到着は21時20分。仕方ないがそのチケットをまず買ってみる(二人で80€)。
一度領事館に戻り、仮のパスポートを受け取りまたしてもミラノ中央駅に。自動販売機の前でキャンセル待ちが出ないかどうかをずーっと粘りながら探す。
さらにミラノーヴェネツィアーフィレンツェ、ミラノージェノヴァーフィレンツェなど別ルートも探すが、あまり到着時間はびっくりするほど変わらない。
どれもヴェネツィアまでとジェノヴァまでなら空席があるが、フィレンツェまでがすべて売り切れ。
そこで私の所属する旅行会社に連絡し、状況を説明して何かいい案を探してもらうと、しばらくして連絡があった。
ミラノーボローニャ(14.05発15.05着一人40€)をEUROSTARで、そのあとローカル線を使ってボローニャープラート(15.10発16.25着一人15.90€)、プラートーフィレンツェ(16.30発16.50着一人5.00€)というのがあると!なるほどこれなら先ほどのチケットより4時間半も早くフィレンツェに着ける!!
早速チケットを購入し、先ほど買ったINTERCITYの払い戻しにカウンターに行き、番号札をとるとなんと126人待ち!!
ぎゃー、14.05分発のEUROSTARに間に合わなくなるとあわてていると後ろで待っていたおばちゃんが係員の人に「私今日中にフィレンツェに行きたいんだけど」と話をしている。係員が「本日は全てソールドアウトです」と冷めた回答。
私、そのおばちゃんに「私たち別のルートのチケットを買ったのでこのインターシティの立ち席ならお譲りできますが」と訊いてみた。おばちゃんがその係員に私たちのチケットを見せに行って(おそらく私は中国人だと思われたのだろう。偽物かどうか係員に見せたかったんだろうな・・・)問題ないことがわかると私たちから定額で買ってくれた。おばちゃんゴメン、私たちのルートを説明すればもっと早くフィレンツェに着けるのに、黙ってました。
で、ボローニャまでチケットどおりユーロスターに乗った私たちでしたが、検札の係員が来られたときに「立ち席でかまわないのでフィレンツェまで乗っていってもいいか」と訊いて見た。二人で43.10€の超過料金を払えば別に問題なくフィレンツェまでこの列車に乗っていってもいいことがわかりそのとおりにした。
おかげでフィレンツェには16時前に到着することができた。ホントなら先ほど言ったとおり21時20分ですよ!
今回学んだこと。
1.ユーロスターに乗れなくても何とかして早くつけるルートがあること。
2.電車の路線図は知っておいたほうがいい。
3.イタリア語がしゃべれるって便利だな。
です。
お客様は結構このスリルを楽しんでおられたようで、でもイタリア語のありがたみはよくわかったようです。
あーよかった、という話でした。
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