今日は12月25日。クリスマスです。
私的には別に盛り上がるわけでもないのですが、一応イタリアなので盛り上がってみました。
いつも困るのはプレゼント。毎年違うものを考えるのもすこし億劫になって、ネタも尽き、24日にヒーヒー言いながらあわてて何かしら選ぶのですが、今年の私は違っていた!計画的にいつもよりスタートダッシュが早かった分、一週間前にはすべて終了して周りで慌てている方をウフフーと見ていました。
テレビのクイズ番組でやっていたのですが、イタリア人がもらって一番困るプレゼントは「
バスソルト」だそうです。日本だったら喜ばれそうですが、シャワーの習慣が多い為か、人気はあまり無いとの事。そんな情報も考慮して無事今年のクリスマスも終了しました。あー、よかった。
天気も大雨という予想を見事に吹っ飛ばしたもので助かりました。
私たちが今回食事したレストランをオススメのコーナーでUPしておきまーす。
お外から帰ってきました。
今日もうっとうしい雨が続いています。
仕方がない、雨季だから。
でもだるいですね。
宮城県の料理学校の生徒さんたちが12名、先生たちとやってきました。
そろそろそういう時期になったんですね。
これから日本の料理学校の生徒がぞくぞくイタリアにやってきます。
料理学校の生徒さんは学校によってかなり色が違くって、
中にはまったく食材に興味のない学生さんばかりの料理学校もあるんですよ。
いわないけど。
今日の子達はとてもかわいらしくって、必死にいろいろ聞いてくれました。
いいなぁ、スレていなくって。
これから世間で揉まれて大きくなるんだよ、つらいことも沢山アルヨ~なんて
軽く脅しちゃったりして。
悪いお姉さんだ、私は。
イタリアもやはり映画大国。
日本に住んでいたって、一話くらいは見たことがある人も多いのでは。
私の年代なら「ニュー・シネマ・パラダイス」はほとんどの方が見たと思います。
私がこっちに来て驚いたのはイタリアの映画事情。
初めて映画館でみた映画が「座頭市」あの北野武さんの作品です。
あんまイタリア語もわからなかったので、日本の映画ならとっつきやすいかと思い。
で、日本なら普通は外国の映画には字幕がありますよね。
当然日本語で聞けると思っていたら、甘かった・・・
こちらはほぼ吹き替えなんです。
まぁ、仕方なく見ることにしたのですが、問題はその吹き替え。
凄い!たけしじゃん。声がまんま

イタリアの吹き替え技術とは相当のものだと後で知りました。
ついでにでてくる俳優さんたちはどの方も有名人。
声は日本で知っていたので、どんだけその声に近いか私には一目瞭然。
映画館には日本人は私だけでしたので、このうれしさを誰とも分かち合えないのは
正直ちょっと悔しかった。
で、しばらく経つと「第一部終了」。
は?第一幕ってどういうこと??
つまり、こっちの映画館は二部制になっていて、途中15分ほどの休憩時間がはいります。
その間にトイレに行ったりコーヒー飲んだりするわけで。
ものは考えようと言いますが、如何なものか。
最初はなれなかったですねー。
余談ですが、テレビのドラえもん。
声はぜんぜん違います。
やっぱり大山のぶ代さんは凄かった。
ちなみにテレビの映画も二部制です。
いいところで一幕が終わり、それから長ぁい休憩が入るのです。
休憩中にはサクッとニュース&天気予報。2、30分といったところでしょうか?
その間に他のチャンネルにまわしてしまうとうっかり二幕を最初から見れなかったりします。
夜が弱い私は一幕後のニュースあたりでウトウトしてしまい、
残り半分を見そびれるパターンが非常に高く、個人的には
不愉快です。
イタリア人は働かないといわれますが、テレビの映画も本当にしょっちゅうやっています。
しかも何度も、昔のも。
スティーブン・セガールなんて毎週お会いしている気がします。
ピーター・フォークは毎週土日に必ずお会いできます。
悪かないけど、もうちょっと頑張ろうよ、イタリア。
電波は有効に使おうね
ひさびさのアップです。
お店のお客さんが結構このサイトを見ていただいているようで、
こりゃまずいと思い少しずつイタリア情報を紹介していくつもりです。
さて、先日お仕事でシチリアにいってきました。
久々のシチリア。カラブリアで会議に参加したあと、お客様に同行して
メッシーナからタオルミーナに行く途中のこと。
思ったとおりというか、いつもどおりというか、やはり始発から電車が遅れました。
と言っても6分程度でしたが・・・
そして車内放送が。
「電車が遅延し誠に申し訳ございません」耳を疑いましたよ~

何?謝った?電車の遅延で???
おそらく覚えている限りでは初めてイタリアで聞いたような気がする。
謝るんだ、シチリアでは。
フィレンツェは絶対ないぞ。
こっちの電車はローカル線は特に始発から遅れることはよくあります。
以前海に行こうと思って電車に乗ったら、フィレンツェの始発が30分遅れました。
もちろん謝らない、というかそういう感覚がない!
で、普通なら30分遅れて到着かと思いきや、時間通りに到着したのです。
どういうことかというと、途中で電車がガンガン飛ばすんです。
びっくりしましたよ、電車壊れちゃうかと思った。
海外なんぞに住んでいると、日本の良さも悪さも見えてくるものです。
日本の丁寧さを思い出されたし、このキッチリさがないのがイタリアのいいところかなぁと思ったりします。
ま、イタリアに「ちゃんと」を望むのは無理な話。
こんなんでいいんじゃないでしょうかね。