ひさびさのアップです。
お店のお客さんが結構このサイトを見ていただいているようで、
こりゃまずいと思い少しずつイタリア情報を紹介していくつもりです。
さて、先日お仕事でシチリアにいってきました。
久々のシチリア。カラブリアで会議に参加したあと、お客様に同行して
メッシーナからタオルミーナに行く途中のこと。
思ったとおりというか、いつもどおりというか、やはり始発から電車が遅れました。
と言っても6分程度でしたが・・・
そして車内放送が。
「電車が遅延し誠に申し訳ございません」耳を疑いましたよ~

何?謝った?電車の遅延で???
おそらく覚えている限りでは初めてイタリアで聞いたような気がする。
謝るんだ、シチリアでは。
フィレンツェは絶対ないぞ。
こっちの電車はローカル線は特に始発から遅れることはよくあります。
以前海に行こうと思って電車に乗ったら、フィレンツェの始発が30分遅れました。
もちろん謝らない、というかそういう感覚がない!
で、普通なら30分遅れて到着かと思いきや、時間通りに到着したのです。
どういうことかというと、途中で電車がガンガン飛ばすんです。
びっくりしましたよ、電車壊れちゃうかと思った。
海外なんぞに住んでいると、日本の良さも悪さも見えてくるものです。
日本の丁寧さを思い出されたし、このキッチリさがないのがイタリアのいいところかなぁと思ったりします。
ま、イタリアに「ちゃんと」を望むのは無理な話。
こんなんでいいんじゃないでしょうかね。
昨日、8月10日は聖ラウレンティウス(サン・ロレンツォ)の祝日
・・・・・・・・・
聖ステパノ、サラゴサの聖ウィンケンティウスとともに三代殉教聖人の一人。258年8月6日に四人の助祭とともに教皇シクストゥス2世が殉教した後、8月10日にラウレンティウスと4人の聖職者が殉教したとされる。郊外の聖ラウレンティウス大聖堂はローマ7巡礼教会のひとつで、彼の聖遺骨もここにある。画像では常に助祭の祭服をつけ、四角い鉄格子、福音と棕櫚、財布とパンが持ち物。貧しい人々、図書館(助祭として教会の保管にあたっていた)、火を扱う全ての職業(消防士、コック、ケーキ職人、火のし婦、炭焼き人など)の保護の聖人。火傷、火、熱、背痛から守ってくれる。ローマ市は彼と聖ステパノを守護者と仰いでいる。
・・・・・・・・・サン・ロレンツォはフィレンツェの聖人ではありませんが、フィレンツェの最重要教会のひとつ、サン・ロレンツォ教会の守護聖人としてフィレンツェでも人気のある聖人です。フィレンツェ人にロレンツォ君が多いのもそのせい。
はるか昔にグリル焼きという痛い殉教をした方ですが、グリルから発展してそれに関連のある守護聖人となっています。特に有名なのはオーブンの守護聖人として。だからフォルノ(forno、かまど)の神様ということで、パン屋やロスティッチェリ-ア(rosticceria、焼き物や揚げ物なども扱う惣菜屋)には欠かせない存在。私としてはグリル焼きで亡くなったからグリルの聖人になるなんてピンときませんが、聖人とは往往にしてそういうものなんです。
そのロレンツォさんを祝う日。この日は例年グリルの聖人だからラザニアがタダでふるまわれます。
そしてスイカも・・・・かんけーねーじゃん

勉強したかも知れませんが、覚えていません。何でスイカだったんだっけ??
あるフィレンツェ人がいうには「サン・ロレンツォとは関係なく8月10日はスイカなんだよ」だって。
何て説得力のない答えなんだろう・・・
さて、これは例年の話。確か去年もラザニアだった。いっつもラザニアだったハズ。
今年は違ってました。なんとミートソースにペンネ。
わかります?私の言いたいこと!
”一体サン・ロレンツォはどこに行ったの?”
ロレンツォはおろかグリルも見当たらないんですけど。
聞くと去年はラザニアが大幅に足らなくて文句ブーブーの人が多かったんですって。
だからって!
だからって!
納得いかない、全然いかない。
タダでパスタとスイカを食べる人々の横で一人悶々とする私。
さて、来年は私の期待通りにラザニア復活が見れますように。
イタリアのピッツァっておいしいですよねー。
じゃあ、イタリア来たからピッツァ食うかぁ、って方も多いのでは??
そこでよく訊かれるピッツェリアで働くイタリア人のハテナ。
「ナンデ、日本人ハピザ屋ニ来テ、フタリデ1枚のピザ食ベテ最後ニ”カプチーノ”ヲ飲ムノ???」
うん、怒る気持ちはよーくわかる。みなさんはわかりますか?
まず、ピッツァとは安価な料理ですよね。
それを一つのテーブルで二人で一枚っちゅーのがブー。
同じく一つのテーブルを使うなら、二人で三枚食べるアメリカ人のほうが店としてはウレシイ。
時間と集客ののロスにもなる。
こっちは残すのが流儀だから(料理を残されると、店側としては「してやったり!」ってほくそ笑むんだって)、
日本人の感覚からすればトンチンカンだけど、残してでも一人一枚は頼んだほうがいいと思います。
もしくは一人がプリモ(パスタかピッツァ)でもう一人がセコンド(肉料理など)を頼んで二人で分けて、なんとなく金額的にトントンって形なら、店側もびっくりしないかも。
そして二人で一枚のピッツァを食べた後、最後にカプチーノなんぞ頼んだらそりゃ店は仰天するよね。
カプチーノって飲み物は、朝食や食事の間の小腹が空くたとえば10時とか3時とかにいただく飲み物。
おなかを膨らませるような効果をねらうドリンクです。
二人で一枚のピッツァを食べて、周りは「あー、お腹空いてないんだなー」って思ってたらカプチーノ頼まれた!なんじゃそりゃー。って思うのは当然。
こういう暗黙のルールを破ると、「いいや、日本人なんかうちに来なくったって」っていうピッツェリアがあってもおかしくないです・・・
明日来る日本人のためにも、できるだけスマートに食事はとりましょう。
それでも納得できない方は、テイクアウトをオススメします。
どこのピッツェリアでもテイクアウトはできますし、テーブルチャージも取られないから節約できますよ。