みなさん、こんばんは。
クリスマス前、中央市場の肉屋。
悪ノリが過ぎるものの、何故かニッコリと笑っている子豚ちゃんたちを見て写真を撮った人は少なくないのでは。
そう、私のブログはまだ2024年の年末をフラフラしております。
しかし残念ながら豚ちゃんは今日の出オチ、メインはモーの牛ちゃんです。
この日はビステッカを食べに行きました。
フィレンツェといえばビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ!!よく言われる『フィレンツェ風Tボーンステーキ』って。
『風』って何だろうね、この表現違う気がします。
これが王道だろう!風とか言って日和るんじゃない、自信を持ってフィレンツェビステッカと言いたい。
これ絶対食べて欲しいのですが、なんせ1キロ超えですから2人で頑張って何とか食べられるかってステーキよね。今回は4人だから少し多めに注文しまっせ。
ワインはキャンティ・クラシコでスタート。
この店に来たら食べるものは一つしかない。4人だから1キロのビステッカにして他にパスタとか別のお料理を頼むか?
いえいえ、これ一択で攻めたいと思います。
じゃん。
恒例のお披露目タイム。いいじゃない、いいじゃない!!
しかし12月はビステッカを沢山食べる機会がありました。忙しかった私を応援してくれるように、こんなにチャンスがあってそれはそれで幸せでした。
500年以上の歴史があるお料理です。
アップ!
この厚みよ。
『焼き加減は?』
この質問、愚問って言うんだ。サングエ、サングエと言い放ってやりましょう。血が滴るほどの超レア。これが本場の焼き方です。もしレアが苦手なら別のお肉料理を頼みましょうね。周りはカリッと、中はレアでないと火を通し過ぎたら赤みだから硬くなっちゃう。
それでも焼きあがるのには数十分かかります。
サラミや生ハム。チーズの盛り合わせを前菜にして肉の祭典が始まります。
ちなみにビステッカは通常のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ名で68ユーロ/kg。
キアニーナ牛、マレンマーナ牛、アンガス牛がそれぞれ85ユーロ/kg。私は店のリタがいつもおすすめするマレンマーナ牛で注文します。あー、でも今度はキアニーナ牛とかアンガス牛も試してみようかな?違いわかるんかな、私のバカ舌😭
味付けは塩コショウとトスカーナのエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル。このシンプルさでも火力の関係で家ではなかなかこの仕上がりが出ない。だから私は店で食べます。
今回はね、ちょっとお祝いも兼ねてるんで私プレゼンツなの。
それを知らないのは他の全員。うふふ、美味しそうに食べてもらってて嬉しい。脂身は私に任せてね、食べないんだったら。
これが美味いんだからぁ😂
私の肉でもないし、私の店でもないし、私が作ったわけでもないけど、ここでどれだけビステッカを食べたことだろう…
牛一頭くらい食べてんじゃないかって。
付け合わせはサラダと白豆をチョイス。トスカーナの豆喰いは有名。
話も盛り上がり、ワインをもう一本開けた。
いつもお店がオープンする19時に行っても大体閉店までズルズル居続けてしまうくらい居心地がいい。
ちなみに今回は私が払ったと言うことで金額がはっきりわかる。
300ユーロくらいでした。美味しいディナーは
がっつり食べておしゃべりも盛り上がって大満足です。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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